■輸入車はFF・2WDの欧州車が中心
輸入車は2WDのFF車をSUVに仕立てたヨーロッパ勢が中心だ。
プジョー2008はロングホイールベースを生かし、キャビンは広く、乗り心地もいいなど、快適性が高い。1.2Lターボは3気筒のせいもあって少し耳障りに感じるが、街乗り主体なら活発な走りを楽しめる。
同じくフランス車のルノーはキャプチャーの第2世代が選択可能だ。新世代プラットフォームの採用により、気持ちいい操縦性としなやかな乗り味を実現している。エンジンも1.3Lの直列4気筒ターボだから余裕があり、上質感もライバルの一歩上を行く。
ドイツ車ではVWのTクロスが安心して乗れるトータル性能の高い一台だ。ボトムのTSIアクティブでもトータル性能は高く、先進安全装備も充実している。
キャビンは後席でも窮屈ではないし、荷室も実用になる広さだ。エンジンは1Lの3気筒ターボだが、振動を上手に抑え、パワー感も納得のレベル。ハンドリングも軽やかである。
アメリカ車ではSUVの代名詞となっているジープのレネゲートが候補だ。
廉価版のロンジチュードは2WDだからオフロードで優位性はない。が、ジープらしい質実剛健さは受け継いでいる。1.3Lターボも実力派だ。フレキシブルで扱いやすい。また、個性的なスタイルに惚れ込むファンも増えている。
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