おおぉ…旅先でクルマが故障…JAFか保険会社か、最初にどちらを呼ぶかでその後の運命が大きく変わる!!??


 クルマで遠出をして、旅先で事故や故障…そんな経験をした方も少なくないだろう。行楽地に向かう高速道路の渋滞でバッテリーが上がったり、空気圧不足でタイヤがバーストしたりガス欠したりのトラブルも急増中だ。

 旅先でのクルマ不動トラブルに遭遇した時、皆さんはどうされているだろうか。筆者はJAF会員歴30年と長い間JAFのお世話になっており、やはり最初に頭に浮かぶのはJAFを呼ぶことだ。

 しかし、自宅から遠く離れた場所でクルマが不動となってしまった場合、JAF会員で無料ロードサービスが付帯された自動車保険を契約している人ならどちらを最初に呼ぶかは、双方のプランを比較して、よく考えた方がよさそう。ロードサービス(レッカーや積載車)をお願いする際に、どちらを選ぶかで、その後の運命(ちょっと大げさ)が大きく変わってしまうからだ。金額でいえば(人数にもよるが)10万円以上の差が出てくる場合もある。

 横浜の自宅から500km以上離れた場所でクルマが不動となってしまった筆者の体験をもとに解説してみたい。

文/加藤久美子
写真/加藤ヒロト、AdobeStock(アイキャッチ写真@metamorworks)

【画像ギャラリー】レッカー代だけでは比較できないが…さまざまなサービスがあるので要注意!! 故障時の連絡先(13枚)画像ギャラリー

■石川県の日本自動車博物館駐車場でバッテリーの不調に

 昨年秋のことになるが、筆者は石川県小松市にある日本自動車博物館へ取材で訪れた。素晴らしいコレクションの取材を終えて帰ろうとしたところ…クルマのエンジンが掛からない。

 ん? バッテリー上がり? バッテリー自体は交換してまだ数か月。ライトをつけっぱなしにしていたわけでもない。ひとまずJAFに電話をしたところ、到着まで1時間近くかかるとのこと。

 そこで、博物館の方にお願いしてエンジンを掛けてもらうことになった。巨大なバッテリーが台車に乗って運ばれてきて(おそらく来館者のバッテリー上がりに対処することもあり、慣れているのだろう)エンジン自体はすぐにかかった。

石川県にある日本自動車博物館の駐車場で、バッテリーが上がってしまった

 ホッと一安心。博物館を後に食事をして帰ろうと走り始めたのだが、1キロほど走って再びバッテリーが怪しくなってきた。エンジンが止まりそう! あわてて近くにあった食堂の駐車場に停めたところでエンジンは完全に停止した(結論から言うと、数か月前に交換したオプティマバッテリーの故障(充電しない)だったわけだが、その時は原因が分からなかった)。

 再びJAFを呼ぼうとしたのだが、ここは横浜の自宅から遠く離れた石川県である。

 動かないクルマはどうするのか。JAFに工場まで運んでもらったとしても、修理に時間がかかればクルマを置いて帰る必要も出てきそうだ。

 そこでふと思い出したのが、自動車保険付帯の無料ロードサービスである。自動車保険のロードサービスを利用すれば、自宅までの帰宅費用や宿泊費用などが人数分無料となるはず。不動のクルマを現地の工場などに入れて帰宅した場合も、修理が完了したクルマを自宅まで運ぶ費用も確か無料だったはず。

 契約している保険会社のサポートに電話をしてみたところ、「最初に弊社を経由してレッカーを手配していただくことが条件になります」とのこと。

 つまり、JAFを呼んで現地の修理工場までレッカー車で移動し工場に入庫してしまうと、諸々の無料サービスは適用されない。最初から保険会社にレッカーや積載車の手配をすることで、帰宅費用やホテル宿泊代、修理後の自宅までの搬送(距離無制限)などが無料で提供されることになる。

小松市内の整備工場に運ばれていったカレン

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