■キーワードは「余裕と気配り」
3つ目は、常に周囲の流れや状況をつかみ、先読みして運転できる男性。これも女性からみて惚れ惚れする運転です。そもそも、今はナビがついているクルマが当たり前ですが、紙の地図しかなかった時代には、道をよく知っているというだけで、男性は尊敬されたものでした。
渋滞の時はここを曲がると空いている、この道が工事をしてたらこっちを通ると速い、といったデータが頭に入っていると、それだけでカッコいいと思われていたのです。
今でも、ナビのルート案内には限界があるので、自分の知識や経験から効率的なルートが選択できる男性は一目置かれます。
それに加えて、例えば1km先の工事の看板を見たら、この先で混んでるな、車線変更が必要になるな、と先読みして行動に移しておいたり、後ろから速いクルマがきていたら、前もって道を空けてあげたり。
路上駐車や路線バス、タクシーなどがいることも、いち早く察知して対処しておくと、モタモタせずに常にスムースな運転ができます。
これはその時には女性は気がつかないかもしれませんが、何度か一緒にドライブするうちに、「この人の運転だといつもスムースだな」と感じることがあるはず。それがいつしか、一緒にいると快適、楽しいと感じる要因にも発展するのかもしれません。
ただ1つだけ、先読みするのはいいですが、むやみに車線変更を繰り返すのは女性にとっては逆効果。片側2車線の道路でノロノロ渋滞だったりすると、少しでも先へ速く行きたくてせわしなく右へ左へと車線変更をする男性がいますが、これは女性からすると「落ち着きがない人」「小心者」と同類です。
自分がいる車線より、隣りの車線がちょっとくらい流れが速いからといって、チッと舌打ちしたり、焦ったりするのはもってのほか。「それくらい大したことじゃない」とドーンと構えていてほしい考える女性の方が多いのです。
ここぞというところで、バシッとタイミングよく車線変更をする。それが女性の心をつかみます。車線変更1つと侮るなかれ。それは女性に好かれるか、そっぽを向かれるかの勝負の一撃。無駄打ちするのではなく、集中してほしいと思います。
ということで、モテる運転の極意をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。女性が見ているのは男性の運転テクニックではなく、「心」の部分です。これがいつしか、「クルマの運転がうまい人は女性の扱いもうまい」と言われるようになったのかもしれないですね。
【画像ギャラリー】80年代のHow to雑誌か!? 懐かしの「デートマニュアル」と見せかけた「思いやりのある運転」!!(6枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方