1位/スイフトスポーツ
【このモデルの〇】
キャビンでの耳障りなノイズが少なく室内快適性が高い。サスペンションのバネレートがスポーツモデルとしては比較的ソフトで、路面へのタイヤの追従性がいい。特に、コーナリング中に路面の凸凹を上手く吸収するので、安定したコーナリング姿勢を維持することができる。自律直進性が高く、直進時のステアリングのピタッと座ったフィーリングが安心感をもたらす。
エンジンのトップエンドは6000rpmで、2速60km/hが4000rpm。3000~6000rpmまでの伸びのある加速感がいい。
エンジン音も出しゃばりすぎていない。操舵時の初期応答はしっかりしていて、そこから切り足していった時にヨーの立ち上がり(ノーズが入っていくレベル)が過敏でなく、ドライバーのステアリングスピードを忠実に反映する(意のままの操舵感)。
【このモデルの×】
ハッキリ言って×はない、といってもよいが、走りにフォーカスした車体設計なのでスポーツハッチとしてのユーティリティに欠ける。後席のスペース、ラゲッジスペースにそれほど期待してはいけない。歴代スイフトスポーツとはこんなもの、という認識が一般化しているのでそれほどネガに捉えられてはいないけれども。
また、エンジン音はスポーティだが、例えばメルセデスベンツ A45 AMGのように、アクセルオフ時のアフターファイヤーの爆発音などのようなギミックを演出してもいいのではと思う。また、シフトストロークはもっとショートシフトでもよいと感じる。
◆総合結果
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