【スイスポ、ノートNISMO、MINI…】日欧オススメホットハッチの長所&短所

1位/スイフトスポーツ

スイフトスポーツ/全長×全幅×全高:3890×1735×1500mm、エンジン:1.4L直4DOHCターボ(140ps/23.4kgm)、価格:183万6000円(6MT)

【このモデルの〇】

キャビンでの耳障りなノイズが少なく室内快適性が高い。サスペンションのバネレートがスポーツモデルとしては比較的ソフトで、路面へのタイヤの追従性がいい。特に、コーナリング中に路面の凸凹を上手く吸収するので、安定したコーナリング姿勢を維持することができる。自律直進性が高く、直進時のステアリングのピタッと座ったフィーリングが安心感をもたらす。

エンジンのトップエンドは6000rpmで、2速60km/hが4000rpm。3000~6000rpmまでの伸びのある加速感がいい。

エンジン音も出しゃばりすぎていない。操舵時の初期応答はしっかりしていて、そこから切り足していった時にヨーの立ち上がり(ノーズが入っていくレベル)が過敏でなく、ドライバーのステアリングスピードを忠実に反映する(意のままの操舵感)。

【このモデルの×】

ハッキリ言って×はない、といってもよいが、走りにフォーカスした車体設計なのでスポーツハッチとしてのユーティリティに欠ける。後席のスペース、ラゲッジスペースにそれほど期待してはいけない。歴代スイフトスポーツとはこんなもの、という認識が一般化しているのでそれほどネガに捉えられてはいないけれども。

また、エンジン音はスポーティだが、例えばメルセデスベンツ A45 AMGのように、アクセルオフ時のアフターファイヤーの爆発音などのようなギミックを演出してもいいのではと思う。また、シフトストロークはもっとショートシフトでもよいと感じる。

◆総合結果

※各項目10点満点で松田秀士氏が採点

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

終売が報じられたマツダ6はこのまま終わるのか? 否!! 次期型は和製BMW3シリーズといえるような魅力度を増して帰ってくる!? 注目情報マシマシなベストカー4月26日号、発売中!