古代中国で使われていた3本足の器を「鼎(かなえ)」という。三者で会談することを「鼎談(ていだん)」といったりなど、「三者が向かい合う形」にも鼎の文字は使われるが、同じ中国の「三国志」はまさにその形、三者の三つ巴の戦いだ。
クルマ選びにも「三つ巴の戦い」はある。新車を買う際、2台のライバルを前に「どっちがいいか?」と悩むことはよくあるが、そこにもう1台が加わるとより楽しく、より悩ましいクルマ選びになることは必定。
国産車&輸入車織り交ぜれば、「3台で迷う」ほどモデルが充実する今、全17の三つ巴、「鼎戦(かなえせん)」をお届けする。いろんなテーマを設け、絶妙な3台を用意し、自動車評論家がジャッジ。勝つのはどれだ!?
●「鼎戦」ラインナップ
・売れ筋CセグSUV対決…ハリアーvsCX-5vs3008
・約290万円ハイブリッドSUV対決…カローラクロスvsヴェゼルvsキックス
・プラグインハイブリッドSUV対決…RAV4vsアウトランダーPHEVvsC5エアクロスSUV PHEV
※本稿は2022年5月のものです
文/松田秀士、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年6月26日号
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