■法改正により拡がった選択の幅
ちなみに以前は軽バンや軽貨物に「LTタイヤ」以外を履くと、保安基準違反になってしまったが、現在は法改正により、「LT」がつかない乗用車用のタイヤでも合法的に装着できるようになっている。ただし、ロードインデックスが標準装着タイヤ以上というのが条件だ。
というわけで、軽バンであってもロードインデックスが標準装着タイヤ以上なら、12インチを14インチにインチアップしてもかまわないし、乗用車用のタイヤに履き替えても問題ない(外径が変わらず、フェンダーからはみ出したりせず、ボディと干渉しないなどの条件を満たす必要はある)。
なお、「LTタイヤ」の場合、負荷能力は「PR」(プライ・レーティング)で表すことが一般的。例えば「6PR」のタイヤの最大負荷能力は、ロードインデックス「80」と同じく450kg/本だ。
そしてホイールについても、かつては軽貨物の場合、国土交通省が定めたアルミホイールの技術基準をクリアした、「JWL-T」(商用車)の刻印の入ったホイールのみ保安基準に合致するというルールだった。
しかし2014年の法改正によって商用車でも「最大積載量500kg以下、かつ車両総重量3.5t以下」の貨物自動車(及び全ての軽貨物自動車)は、「JWL-T」の刻印ではなく、乗用車用の「JWL」の刻印が入ったホイールでも合法となった。
このように法改正以降、軽バン・軽トラでも、ロードインデックスさえ気をつければ、タイヤ・ホイールの選択肢は、かなり広がった。
しかし、検査場、ディーラー、整備工場によっては、まだ新ルールが浸透していないケースもあり、歓迎されない場合もあるという……。(法的な問題なので、エビデンスを提示すれば解決するはず)
いずれにせよ、安全に関わることなので、軽バンでタイヤを交換する際は、ロードインデックスに余裕があるタイヤをチョイスして、空気圧の管理を怠らないように気をつけよう。
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コメント
コメントの使い方問題があることは分かっっていてこの記事に辿り着いたが、
結局どのタイヤがいいのか?
どうやって計算するのか?
全く分からないw
>ロードインデックスが「75」。負荷能力は387kg/本
2本で774kgあることになる。仮に積載350kgがまるまる後軸にかかってもまだ324kgあるわけで、あとは車検証の後軸が何kg見れば良いかだよね。現実問題積載が全て後軸にかかるわけではないし、ロードインデックス75あれば相当車検はクリアしそうだけど。
もうちょっと勉強してから出直してこい。
見てる方が恥ずかしいわ。