ディーラーで商談していると、「今ならこれだけ値引きできます」「何日からは大幅に条件が良くできますよ」など、値引きの条件が期間限定のように伝えられることがある。特に年度の変わり目に多発する表現なのだが、これはどういうことなのだろうか?
本稿では、自動車ディーラーで行われる「値引き」の背景やメカニズムを解説していく。実は単純に安く買えばいいというものではなく、その価格の仕組みを理解し、値引きを有効に使ってほしい。
文/佐々木 亘、写真/Adobe Stock(トップ画像=beeboys@Adobe Stock)
コメント
コメントの使い方同感です。
値引きは当然という考え方に、私は違和感があります。
クルマの市場価値を下げると言われましても、年5万台売れるクルマの平均値引きが15万円だとして、自分だけが30万円の値引きを引き出せるなら、その市場価値には影響を与えないように感じます。
ディーラー目線から無理やり買い手目線に寄せて書いているけど、この理屈だけでは「値引きすると巡り巡って買い手が不利益を被る」という説得力には欠けます。