VCターボe-POWERが復活版ステージアには相応しい!!
そんなステージアを復活させるとしたら、どのような姿が望ましいのか。復活版のステージア、もしくは後継ステーションワゴンの姿を考えてみよう。
やはりステージア(もしくは後継ステーションワゴン)には、(400Rの3.0L V6ツインターボエンジンもあることだし)現行スカイラインのパワートレイン流用を期待してしまうところだが、時代に合わせるならば、新型エクストレイルに搭載されたVCターボe-POWERをパワートレインとするのが理想的だと思う。
エンジンは横置きとなるが、排気量2.0LのVCターボエンジン+第2世代e-POWERは、相当、パンチのあるパフォーマンスを引き出せるはず。駆動力制御のe-4ORCEも、ステージア譲りのキビキビ感達成に貢献してくれるだろう。駆動用バッテリーのパッケージングには苦労するだろうが、ステーションワゴンの魅力は、アイポイントの低さによる「走行中の安心感の高さ」、そして全高の低さがもたらす「スタイリシュなデザイン」だ。新型クラウンエステートのようなリフトアップはせず、背の低いワゴンに仕立ててほしい。
そのうえで、ノートやノートオーラ、アリアやサクラでみせてくれた、いまの日産車のデザインが施されれば、かなり魅力的なステーションワゴンとなるのではないだろうか。
新型クラウンエステートの売れ行き次第では、復活もあるかも!??
新型クラウンエステートは、現時点、その素性が明らかになっていない。トヨタは、新型クラウンエステートについて、「大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV」だと説明しているが、フロントマスク(グリル開口部が少ない)を見るとバッテリーEVのようにも見えるし、開発目標が全長4950mmとロングボディである点を考慮すると、ひょっとすると3列シート車となる可能性も考えられる。
冒頭でも触れたように、ステーションワゴンは国内メーカーのラインアップではごくわずかだが、メルセデスやBMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ボルボ、プジョー、そしてジャガーに至るまで、輸入車メーカーの主力車種には、ステーションワゴンタイプが設定されており、国内でも需要がないわけではない。新型クラウンエステートの売れ行き次第では、次期型スカイラインでも、新型クラウンのように、ボディバリエーションのひとつとして、ワゴンが設定される可能性もなくはない。
復活版ステージアが、前述のような姿で登場するとすれば、ボディスタイルが違うために、比較とならないかもしれないが、新型クラウンエステートや、前述した復活版ステージアのような、次世代コンポーネンツを使ったステーションワゴンの選択肢があれば、輸入ステーションワゴンやSUVへ流れていったユーザーも、再び国産ステーションワゴンに注目してくれるに違いない。今後の展開に期待だ。
【画像ギャラリー】ステーションワゴンブーム再燃なるか!?? 復活した新型クラウンの「エステート」と復活してほしい、日産「ステージア」(11枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方3列目は要らない。
3列目なんか有ったら、ステーションワゴンではない!