クルマ買う以前の問題!? 免許取得に30万円!! 日本の免許取得費用は高すぎやしないか

■昔より高くなってる! 今も値上げが続いている教習料金

自動車にかかわる物やサービスの料金変更などにより、教習料金は昔よりも高くなっている(zhenya@Adobe Stock)
自動車にかかわる物やサービスの料金変更などにより、教習料金は昔よりも高くなっている(zhenya@Adobe Stock)

 2022年現在の教習料金は約30万円が一般的ですが、昔はもっと安かったようです。つまり、教習料金は時間の経過とともに値上がりしています。

 そして、近年は、さらに値上がりしているようです。

 近年の値上がりの原因は、高速料金の変更、試験手数料の変更、原油価格の高騰など、自動車にかかわる物やサービスの料金変更、世界情勢の影響によるものです。

 今後、値上げが続くかどうかはわかりません。ただ現時点で言えるのは、免許の取得を考えているのであれば早めに教習所に入校したほうが良いということです。もし、これからもガソリン代などの値上げが続く場合、教習料金も値上がりする可能性があります。

 日常生活における値上げと同様に教習所も世界のさまざまな動きの影響を受けているのは間違いありません。免許を取得しようか悩んでいるのであれば、これ以上料金が高くなる前に教習所に通ったほうが良いといえるでしょう。

■教習料金を抑える方法はあるのか?

MT免許より技能教習の時間が短く、その分料金も安いAT限定免許を取得すれば教習料金をいくぶん安く抑えられる(KATSU@Adobe Stock)
MT免許より技能教習の時間が短く、その分料金も安いAT限定免許を取得すれば教習料金をいくぶん安く抑えられる(KATSU@Adobe Stock)

 さまざまな影響により値上がりしている教習料金を安く抑える方法は、主に次の3つです。

●AT限定免許を取得する(MT免許より技能教習の時間が短いため料金も安い)
●合宿免許で取得する(通学より安く免許取得ができるケースが多いものの、免許取得のためにまとまった休みを取得する必要がある)
●教習所のキャンペーンや割引を利用する(各教習所が実施しているお得なサービスを有効活用する)

 また、技能教習の追加や学科試験の再受験など、追加料金を発生させないようにすることも教習料金を安くする方法のひとつといえるでしょう。

 追加料金を発生させないようにするためには、学科教習の復習、運転のイメージトレーニングや手足を動かす練習(特にMT車や二輪車に有効)などをして、教わった内容を忘れないようにしておくことがポイントです。

 学科も技能も最短時限で教習を終わらせ、試験に1発合格すれば必要最低限の費用で教習所を卒業できます。

■まとめ:教習料金は長い目で見れば高くないと考えることもできる

 約30万円の教習料金は決して安いとは言えません。しかし、ずっと使える交通社会の基本的な知識や運転技術を約30万円で習得できると考えれば、高すぎる価格ではないといえるでしょう。

 更新しながら数十年もの長きにわたり使える運転免許を取得したいと考えているのであれば、値上がりする前に教習所へ入校することをおすすめします。

【画像ギャラリー】若いうちに取得するのは経済的にキビしい!? 運転免許の取得費用が高額な理由と少しでも安く抑える方法(6枚)画像ギャラリー

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