JEEP「コンパス」(グレード「LONGITUDE」 税込455万円~)
SUVの元祖、JEEPのコンパクトSUVである「コンパス」。現行モデルは2017年に登場した2代目で、2021年6月のマイチェンで、前後のデザイン変更や、メーターも10.25インチのフルデジタルになるなど、大きく改良された。ボディサイズは全長4420×全幅1810×全高1640mmとコンパクトだが、オフローダー寄りのデザインと、上級モデルである「グランドチェロキー」譲りの薄目ヘッドライトを採用するなど、SUVテイストが高く、存在感は抜群だ。
ベースグレードは、6速ATとFFの「LONGITUDE」で税込455万円、9速ATと4WDを採用した特別限定車「LONGITUDE 4×4」は税込465万円、レザーシートやパワーシート、ヒーテッドステアリングホイール、18インチホイール、専用エクステリアトリムを装着した上級グレード「LIMITED」は税込509万円だ。
エンジンは、最高出力129kW(175ps)、最大トルク229Nmの2.4L 直4ガソリンエンジン。モダンで洗練されたコンパクトJEEPは、かなり渋くて「粋」だ。
プジョー「308 SW」(グレード「GT BlueHDi」税込458万円~)
新しいプジョーのライオンエンブレムを装着した、新型ステーションワゴンである「プジョー308 SW」。ボディサイズは全長4655×全幅1850×全高1485mm、308のハッチバック(全長4420mm)よりも、235mmも長い。さらにサイドビューは、FR(後輪駆動)的なロングノーズとなっており、まるでワンランク上級のステーションワゴンのようなオーラで、(個人的な好みで申し訳ないが)ステーションワゴン好きの筆者としては、かなり熱いモデル。
ベースグレードは、1.2L 直3ターボの「Allure(受注生産)」で税込341万円、1.5L直4ディーゼルターボの「Allure BlueHDi」が税込365万円、同ディーゼルエンジンで360°ビジョンやマトリックスLEDヘッドライト、前後左右のエアロパーツ、サンルーフ、18インチタイヤなどを装備した「GT BlueHDi」は税込458万円、PHEVの「GT HYBRID」が税込557万円となる。
ステアリングホイールの上からメーターを見下ろす「i-Cockpit」は、癖はあるものの、慣れれば便利。顔面の迫力も十分ではないだろうか。誰とも被らないという意味でも、このスタイリッシュなステーションワゴンは狙い目だ。
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優雅なデザインや走行性能、佇まい、革シートの香りなど、国産車にはないよさがある輸入車。「高い」というイメージがあるが、500万円をきるモデルということであれば、わりと選択肢はある。リセールという面では、国産車には敵わないが、人とは違った選択による優越感は格別。もちろん、性能だって申し分ない。クルマ選びの際にはぜひ輸入車にも目を向けてみてほしい。
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