■ミニバンは”別格”デリカを除くとどうなる?
1位 デリカD:5
2位 エルグランド
3位 アルファード&ヴェルファイア
今まで自動車メーカーの開発担当者とクルマ談義をたくさんしてきたけれど、ミニバンの4WDを作る際も「楽しい走り」が話題になったことはない。
いや、正確にいえば、2007年に発売されたデリカD:5の時は、4WDの悪路走破性で頑張ったと聞いた。
なるほどデリカD:5の悪路性能、ミニバンというジャンルを超えており、素晴らしいです。何度か酷いコースを走ったが、ワクワクした。
デリカD:5だけ別格だと思う。ただ11年前のクルマです(編集部註:デリカD:5は2018年11月21日にマイナーチェンジ。4WD性能も向上している)。
残るミニバンの4WDはすべて「生活4駆」と呼ばれる、滑りやすい時だけ後輪も駆動するタイプ。なかでも厳しいのが日産の後輪モーター式4WD。
モーター出力小さいため、発進時にかぎり走り出しのスリップを防止させるためホンの少し手伝う程度。4WDの楽しさなどなし。
エンジンブレーキだって前輪にしかかからない。それでいてFFより相当高価になってしまう。同じ後輪モーター式でもトヨタのハイブリッド車はパワーあるモーター使うため、少しだけ優位。
ということで性能(このクラスの場合は楽しさでなく性能としておきます)という点では、電子制御カップリングタイプを選びたいところ。さらに少しでもパワフルなエンジンを搭載しているモデルがクルマとして楽しい。
個人的には280馬力の3.5L積むエルグランドが雪道走って最もワクワクしました。301馬力エンジンを積むアル&ヴェルの3.5Lも雪道での暴れっぷりはステキだ。
この2車種、パワフルなので雪道走る時は4WDじゃないとアカンです。
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