ご長寿時代に必須!! 愛車の寿命を伸ばすちょっとしたクルマ気遣い 5選

一度ついてしまったにおいは取りづらい!! 車内の清掃はこまめに!!

 車内は、エアコン内にできてしまうカビやシートに染み込んでしまった汗、食べこぼしなどによって、乗れば乗るほど汚れが蓄積されていきます。放っておくと、臭いやべたつき、バクテリア発生の原因にも。

 これらを防ぐには、やはりこまめな清掃が必要。カーペットやシートの掃除機がけのほか、フロアマットなど取り外して洗えるものは(よく乾かすこととセットで)、水洗いをしてください。拭き掃除の際におすすめなのが、アルカリ電解水のクリーナーです。シートカバーに付いた皮脂汚れを分解し、汚れを浮かび上がらせることで、クリーニングが簡単にできます。アルカリ電解水クリーナーは主成分が水ですので、ダッシュボードの上やタッチパネルの液晶画面(タオルに吹いてから拭き上げる)などを拭くこともできます。

 車内のにおいとしては、喫煙やペットによるものもありますが、タバコのにおいはすべて取り除くのは非常に困難。車内喫煙は覚悟が必要です。また、ペットの匂いも同様に、毛が隙間に入り込んでしまうため、完全消臭は非常に困難です。

車内のにおい対策には、やはりこまめな清掃が必要。カーペットやシートの掃除機がけのほか、クリーナーでの拭き掃除もしておきたい(PHOTO:Adobe Stock_zphoto83)
車内のにおい対策には、やはりこまめな清掃が必要。カーペットやシートの掃除機がけのほか、クリーナーでの拭き掃除もしておきたい(PHOTO:Adobe Stock_zphoto83)

消耗品の定期交換で常に「ベスト」な状態を

 エンジンオイル、オイルフィルター、ワイパーブレード、バッテリー、ブレーキオイル、エアクリーナー、タイヤ(ローテーションも含む)、これらはいずれも消耗部品ですので、定期的な交換が必要です。「交換タイミング」は、車種やエンジン種類、走行状況によってまちまちですが、おおよその交換時期の目安がありますが、自ら「替え時」を見極めることが難しければ、自動車ディーラーや整備工場、カー用品店、ガソリンスタンドなどのショップへ相談するなど、プロにアドバイスをもらうことがおすすめ。

 これら消耗品の交換は、DIYで費用を抑える方もいますが、最近では、自宅まで出張して整備をしてくれる「セイビー」というサービスもあります。

 登録しているプロの整備士が、故障修理(エンジン故障、エアコン故障、オイル交換、セルモーター交換など)や、パーツの取り付け(ドライブレコーダー、バックカメラ、カーナビ、ETCなど)、車検点検などを出張で対応してくれます。基本的に国産車・輸入車共に全車種対応しており(希少性の高い車種、スーパーカーは要相談)、作業種類によって固定価格(整備内容の確定後に追加で料金を請求することは一切ないそう)なので、価格をみて、依頼をすることができます。ネットでの予約も可能ですし、クルマをもっていく必要がないため、在宅ワーク中でも可能。気になる方は調べてみてください。

◆      ◆     ◆

 クルマは、「環境のための電動化」ばかりが注目されがちですが、1台のクルマを長く乗り続けることも、環境にやさしいカーライフであるはず。メンテナンスなどで、愛車に手をかけることで、どんどん愛着も湧いてきます。ぜひ大切な愛車を長く乗り続けてください。

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