■8位 スバル インプレッサ(200万2000〜295万9000円)
●現行スバル車の基盤となったモデル
SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を最初に導入したモデルであり、現在のスバルラインナップの基盤とも言える。そろそろモデルライフ後期であり、今見るとエクステリアデザインが大人しく感じるが、水平対向+シンメトリカルAWDは唯一無二であることに変わりない。
●採点
・ハンドリング:★★★★☆
・乗り心地:★★★★☆
・エンジン:★★★★☆
・コスパ:★★★☆☆
・総合評価:/100点
■10位 DS 4(398万〜572万円)
●スタイリッシュさと実用性を兼ね備える
PSA(プジョーシトロエン)のプレミアムブランドであるDS。最近は、日本のプレミアム系もDSに負けず劣らずの大胆デザインテイストを推してきているが、DSの独自性は健在。ファッションセンスやライフスタイルなど、クルマのブランドとは何かを実感する一台だ。
●採点
・ハンドリング:★★★★☆
・乗り心地:★★★★☆
・エンジン:★★★☆☆
・コスパ:★★★★☆
・総合評価:85/100点
■10位 BMW 1シリーズ(417万〜662万円)
●FF化されたBMWのエントリーモデル
BMWのエントリーモデルとして、3代目でFF化されて早くも3年が過ぎた。BMWとしては、グローバルCセグメントHB市場で真っ向勝負に打って出たと言える。
パワートレーンを選ぶとすると、BMWの得意分野であるディーゼル搭載の118dの走りがいい。
●採点
・ハンドリング:★★★★☆
・乗り心地:★★★★☆
・エンジン:★★★★☆
・コスパ:★★★☆☆
・総合評価:85/100点
■まとめ
CセグメントHBは、VWゴルフを中核にして、欧州を基盤とする大衆車としてグローバルに広がっていった。
日本では大衆車の派生モデルとしてさまざまなHBが生まれてきた。だが、世界的にCセグメントはセダンを含めてSUVシフトが急速に進んでおり、モデルが限定的になったり、またはSUVライクなクロスオーバー系に進化する傾向も見受けられる。
だが、走る楽しさと快適性、利便性を兼ね備えたCセグメントHBは、来たるBEV時代になっても充分な需要がある車系だと思う。そのうえで、日系ではマツダとスバルの次の一手が気になるところだ。
【番外コラム】「ニュル最速をめぐる」Cセグハッチバックの戦い
7月に発表された新型シビックタイプRだが、旧型(FK8)を含めニュルブルクリンクで開発を行い、FF最速を目指している。
しかし、そのニュル最速の称号は、ルノーメガーヌR.S.、VWゴルフRといったライバルとの激しい奪い合いとなっている。
現在のニュル最速はルノーメガーヌR.S.トロフィーRが2019年に打ち立てた7分40秒100。4月に鈴鹿最速を達成した新型シビックタイプRが、ニュル最速の座を奪還できるのか注目が集まる。
【画像ギャラリー】国産車&輸入車の実力派Cセグハッチバックを11台をギャラリーでチェック!(22枚)画像ギャラリー
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