■排気系&トランスミッションの奇数は?
お次は排気系。1990年代までは2本出しのデュアルがスポーティの証だったが、その上を行くのが3本出し。
デュアル×2の4本出しよりもカッコいいし、違和感というよりもスパルタンさが倍加される。市販モデルで先鞭をつけたのはフェラーリF40で~す。
本企画はGRカローラ(トヨタ)、新型シビックタイプR(ホンダ)が3本出しのマフラーで登場したことがそもそものきっかけ。
GRカローラは「左右+真ん中」という超スパルタンな配置。一方シビックは旧型と同じように見えるセンター3本出しだが、開発者曰く微妙に違うらしい。たぶん排気効率がアップしているに違いない。
そのほかではLFA(レクサス)は上2本、下1本で逆三角形に配置。侮れないのがミニカダンガン。1989年デビューということでほぼF40と同じ時期に3本出しマフラー(右リアに配置)で登場しているから凄い!!
トランスミッションはポルシェが7速MTを初採用、ATの多段化が進むなか、フェアレディZは9速ATで登場。
ちなみに、現在日本車で購入できる3ATは軽商用車に残るのみで乗用車はゼロ。一方DCTはフリードハイブリッド(ホンダ)が7速DCT、NSX(ホンダ)が9速DCTと奇数なクルマ。
そのほか驚きなのはケンワースW900Lはシフトレバーが3本!! 3本を駆使して20速を変速する!!
【画像ギャラリー】世にも奇妙なV5エンジンの「狙い」とは??? 本文未掲載の「奇数なクルマたち」を画像でたっぷりチェック!!(21枚)画像ギャラリー
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