レビン/トレノvsシビック そしてサンバー…忠義を尽くして戦い続けたクルマたち


■プラットフォーム共有化 コスト削減で忠義を尽くす

世界的なプラットフォーム共有化の流れ。これこそ、設計や生産コストの削減に大きく貢献し、殿(自動車メーカー)に利益をもたらす策のひとつと言っていい。

そんな、自分の殿に“忠義を尽くすプラットフォーム”の事例、日本では特に小型車のプラットフォーム共有が進んでおり、目立つのはやはりラインアップ数の多いトヨタ。例えば、初代ヴィッツのNBCプラットフォームは、ほかのFF車にも多彩に使われている。

写真はトヨタのTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)。2012年に発表された新しいプラットフォーム構想だ

いくつか挙げてみると……、プラッツ、ファンカーゴ、WiLL Vi、WiLLサイファ、初代bB、初代ist、シエンタ、初代プロボックス/サクシード、MR-S、ヴィオス(東南アジア市場向け専売車種)……など、全13車種に及ぶ。

いやぁ~、貢献しまくり、忠義を尽くしまくり。もっとも、世界No.1企業となるにはこれくらいの効率化も必要なのかもしれない。


【番外コラム】 討ち入って返り討ちに遭っちゃったクルマ

トヨタガイア。1998年5月、上でも紹介したオデッセイがバカ売れの状態の時期に、イプサムの姉妹車として誕生(覚えてますか?)。

パッケージングと多彩なシートアレンジなどで打ち出したガイア

殿(トヨタ)にいいとこ見せようと思い、オデッセイ潰しの刺客として放たれたのだが……。登場後5~6000台を売った月もあったものの、その年の12月には2854台と早くも下降線。2001年にマイナーチェンジを果たしたものの上昇気流に乗れず、2004年に生産終了。

オデッセイのように売れまくって殿への忠義を見せようとしたが、夢かなわず散っていった。今となっては、「全能ガイア」のCMキャッチコピーが空しく響く……。

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