ハリアーを買い逃した人の次なるターゲットはCX-60か!?
2022年9月に直列6気筒のディーゼルエンジンを採用したハイブリッドモデルが先行発売となったCX-60。
新世代ラージ商品群第1弾として登場した2列シートミッドサイズのCX-60は大きな進化を果たした魂動デザインや2種類の直6エンジンをラインナップしたことなどが話題となっているが、2022年12月以降に販売開始を予定しているマツダ初のプラグインハイブリッドモデルにも注目が集まっている。
現時点において、エンジン・モーター・動力用主電池・燃費性能などの主要諸元は未定となっているCX-60のプラグインハイブリッドモデル。とはいえ、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン(SKYACTIV-G 2.5)をベースに吸排気チューニングを行い、これにモーターとバッテリーを組み合わせることで滑らかな加速フィールを実現しているのだという。
また、このシステムのパフォーマンスを存分に発揮させるべく、ダイレクト感と伝達効率に優れる新開発のトルコンレス8速ATを組み合わせることでメリハリやリズム感をあわせ持ち、ドライバーの気持ちの変化にも小気味よく反応。
加えて、4気筒エンジンが発する基本的な音に近接した周波数の音を重ねてビート感のある音をつくり込むサウンドチューニングも実施。回転が高まるほどにトルクを感じさせる伸びやかなPHEVならではのサウンドもドライバーに高揚感を与える。
国内PHEV販売台数第1位を誇る三菱のフラッグシップSUVを侮ることなかれ!
2013年の発売当時、自動車業界を見渡しても他に類を見ないPHEV×SUVという新たなカテゴリーを築き上げた三菱。そのフラッグシップモデルとしてシーンを牽引し、国内でのPHEV販売台数第1位に大きく貢献した一台がアウトランダーPHEVだ。
2005年の発売以来、3世代にわたりグローバルに展開してきたアウトランダーは、2013年にPHEVモデルを発売。その後、欧州、豪州、北米、アセアンなどに展開して累計約29万台を販売した。
そして、2021年12月に約9年ぶりとなるフルモデルチェンジを敢行。PHEVコンポーネントの刷新で加速感の向上はもとより、WLTCモード(国土交通省審査値)によるEV走行換算距離がMグレードで87km、G・Pグレードで83kmとなり、57.6kmだった先代モデルから大きく進化。
前後モーターと駆動用バッテリーも出力を約40%向上させ、アクセルを強く踏み込むシーンでエンジンを極力始動させることなく、EV走行の維持を可能としつつ4WDならではの力強くて滑らかなモータードライブを実現している。
また、前後に1基ずつ搭載する駆動用モーターをベースとした車両運動統合制御システムのS-AWCに、新たに後輪側にもブレーキAYC機能して前後輪の駆動力を路面状態や運転状況に応じて最適に配分。4輪すべてのタイヤ能力を最大限に引き出すことで実現した理想的なハンドリングと高い操縦安定性も大きな魅力となっている。
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