モデリスタ極まる……ハリアーザガートのやりすぎ伝説がスゴイ

■2代目はまさかの200万円アップ!! 内容は垂涎モノ

2006年登場の2代目トヨタ ハリアーザガート。先代同様専用エクステリアを装備。先代は200台限定、2代目は250台限定の期間限定販売だった
2006年登場の2代目トヨタ ハリアーザガート。先代同様専用エクステリアを装備。先代は200台限定、2代目は250台限定の期間限定販売だった

 初代ハリアーのスタートダッシュを後押ししたといっても過言ではないハリアーザガートだが、2003年にフルモデルチェンジを果たした2代目ハリアーにも継続設定されていた。

 2代目ハリアーザガートは2006年7月に発表され、こちらは当時のハリアー取り扱い店だったトヨペット店の50周年を記念するモデルという扱いとなっていた。

 2代目ハリアーザガートも初代と同じく、ワイドボディとなるブリスターフェンダーや専用形状のバンパー、クラディングパネル、サイドマッドガードなどが備わり、ローダウンされた足回りと専用デザインのゴールドホイールが備わるという共通した世界観を持っていた。

 ただ先代型はV6エンジンを搭載した前輪駆動モデルのみのラインナップだったところ、V6・3.5Lモデルだけでなく、直4・2.4Lモデルにも設定。駆動方式も前輪駆動のほか四輪駆動も選べるようになっていた。

 ボディカラーも先代と同じくイメージカラーのレッドマイカメタリック(初代はスーパークロマレッドだったが)のほか、ホワイトパールとブラックも設定されていた。

 ただ、初代モデルと大きく違ったのがその価格。初代はベース車からわずか80万円アップでさまざまな装備がプラスされていたが、2代目モデルは4,935,000円~5,712,000円とベース車よりも200万円以上高いプライスタグが付けられていたのだ。

 とはいえ、装備の内容を考えればむしろこのくらいのエクストラコストは当然とも思え、初代モデルのザガートの価格はハリアーの知名度を押し上げるために赤字覚悟で設定した大サービス価格だったのかもしれない。

 結局、ザガートが手掛けたハリアーは2代目モデルまでとなったが、プレミアムクロスオーバーSUVとして確固たる地位を築いているのも、ハリアーザガートの存在が少なからず影響しているのは間違いないだろう。

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