■たしかに利益率高いけどそれだけじゃない!! ディーラーマンが純正品を推奨するワケ
フロアマットやサイドバイザーは、販売店装着オプションの中では利益率は高い方だ。お店の経営を考えれば、どんどん販売していくほうが良いのは間違いない。ただ、各メーカーの営業マンは、利益だけでマットとバイザーを勧めているわけではないのだ。
まず、サイドバイザーに関しては、クルマの外側に装着される部品なので、誤った装着方法で走行中に外れてしまうといった事故を防ぎたいという意識がある。
社外品の安価なサイドバイザーも数多く売っているが、車種専用に作られた純正品よりは装着が甘く、万が一の際には外れて飛んでいってしまう可能性もあるだろう(飛来物が人にあたれば事故)。大切なオーナーが背負うリスクを減らすためにも、純正サイドバイザーの装着をディーラーは勧める。
また、フロアマットでは耐久性に大きな差が出る。最近では車種専用を謳う社外品も多く出ているが、こと耐久性に関しては、純正品に敵うものはないと思う。
購入後、10年近く乗り続けるかもしれない愛車。長く愛用するクルマには、長く使えるオプションを装着しておく方が良いのではないだろうか。
■お店や営業マンの年代によって様々! 勝手に見積もりに入れるお店と聞くお店の違い
最近ではディーラーによって、マットやバイザーの取り扱いが変わってきたように感じる。
筆者の実感ではあるが、トヨタ・レクサス、マツダ、スバルでは、「フロアマットはお付けしますか?」「サイドバイザーは必要ですか」と聞かれることが増えてきた。逆に、ホンダ、日産、三菱、スズキ、ダイハツ等では、聞かれることが少なく、見積書には何も言わなくてもマットとバイザーが入っていることが多い。
また、中核店舗などで2~30代の若手から中堅層が多いお店では、マット・バイザーの確認が多いが、小さめのお店で営業マンの年齢幅が広いお店では、自動的に見積書に組み込まれている場合が多いのだ。内部教育や研修などで生まれる差のようにも感じた。
ある販売店では、パソコンの見積書作成画面を立ち上げると、自動的にフロアマット、サイドバイザー、ナンバーフレームが入っている状態になっているという。最近では一つ一つご要望を伺いながら見積書を作るケースが多いため、こうしたデフォルト機能をやめてほしいという声も聞こえてくる。
みんなが当たり前につけるものだったフロアマットやサイドバイザーの立ち位置も変わってきたようだ。売る側も買う側も、「選ぶ(選ばせる)」意識をもち、時代と自分に合わせた選択をしたい。
【画像ギャラリー】せっかくのデザインが台無し!? できたらサイドバイザー付けたくない国産車たち(10枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方新車購入時に何も付けなくていいですと言ったのに
ドアバイザーだけサービスで…と付けられていました
納車直後に取り外してその日のうちに売りに行きましたが
取付説明書があっても買取価格は500円w
そもそもバイザーの適正価格って2000円程度じゃないの?
サイドバイザー嫌いです。車のデザインを損なうし、カタログの写真には付いてないのが当たり前のくせに、当たり前のごとく見積もりに入れてくるのが嫌です。
え?おカネ払ってるの?
いつもタダでくれる、って言うから、遠慮なく頂いてます。
DRオプカタログで欲しいものは付けても払ったことありません。
フロアマット運転席だけ傷み買い替える時、純正はセット販売だったので社外品で前席2枚だけ購入。車種別なので全く問題なく、品質も純正より良かったです。
フロアマットやバイザーはいつも純正だね。
純正という事もあって、デザインや形状が車にしっかり合うからね。
ちなみにフロアマットはいつもラバータイプのものを選んでいる。手入れがしやすいので。
車外を選びたくなるドラレコやETCと違って、フロアマットとバイザーは「純正に勝るもの少なし」と言えます
今までの車歴、様々な社外マットやバイザーを買ってきました
バイザーの方は中華製安価品も色々試しました。最初から安っぽい上にどんどん色抜けするものが十割
マットはホムセンの泥用はキャンプで有用でしたが、それ以外は某高級メーカーの長毛や車種別専用でも抜けや変形が普通に起こる。数年後純正買い直しました