北米でGT-R 2023モデルを発表 受注停止中の日本 最後の純ガソリン車のGT-Rはいつ発売?

■次期R36型GT-Rは2028年登場!?

ハイブリッドシステムを搭載という情報が有力な次期R36型GT-R(予想CGイラストはベストカーが製作したもの)
ハイブリッドシステムを搭載という情報が有力な次期R36型GT-R(予想CGイラストはベストカーが製作したもの)

 次のGT-Rはどうなるのか? 核心の部分だが、日産の高度な技術を具現化する代表モデルのひとつであり、販売店、ユーザーの声も次世代モデルの登場を期待しているので、開発を止める選択肢はないはずである。日産COOであるアシュワニ・グプタ氏も「GT-RとZは日産の文化。GT-Rはいずれ内燃機関を捨てることになるが、次世代モデルはある」と語っている。

 日産関係者によれば、すでに2018年から新型R36GT-Rの開発がスタートし、GT-Rオーナーへのヒアリングも行なわれているとされる。CPSの田村宏志氏は、海外の雑誌が次期GT-RのパワートレインがBEVであると予想したのに対し、その噂は否定したという。

 次期GT-Rの登場は、2028年頃がいまのところ最右翼。R35GT-Rのデビュー時に世界をあっといわせた性能を再び示すことができるのか。

  一番気になるのはパワートレインだろう。いまのところ、ダウンサイジングターボ+モーターによるハイブリッドシステムになる説が有力だが、一方で日産が開発を進めている全個体電池が完成するのが2028年頃だから、圧倒的な電動パワートレイン、つまりBEVのスーパースポーツとして登場する線も考えられる。いずれにしても現行R35GT-Rが、最後の純ガソリンエンジン車となるのは間違いないところだろう。

【画像ギャラリー】日本仕様のGT-R2022年モデルはすでに生産終了! 2023年モデルが最後の純ガソリン車!?(20枚)画像ギャラリー

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