■最後に納車される人は2027年になる可能性も
参考までに書いておくと、先代6代目Z34前期型のモデル末期における販売台数はアメリカが2000台。日本500台といった状況。それからすれば、日本の年産2400台は余裕を持たせたつもりだったかもしれない。
一方、新型フェアレディZって騒音規制など考えたら、おそらく2027年に絶版となる可能性大。頑張って増産しても1万5000台+αしか作れないということ。
受注は1万5000台以上は入っていると思う。そして最後に納車される人は相当の確率で納車時期は2027年になるだろう。追加受注は期待しないほうがいい。相当数のキャンセルが出れば再開するかもしれないが、2027年に向かって純エンジン車の価値はドンドン上がっていくこと間違いなし。キャンセルなんか出ないと予想しておく。それより受注分を作れるかどうかで四苦八苦しているかと。
■最後の純ICEスポーツモデルが欲しいなら急げ!
そんなフェアレディZの広報車にじっくり試乗してみた。結論から書くとクルマの仕上がりレベルは価格相応だと思う。すべてのパートに最新の技術を採用してキラキラ光る新型シビックタイプRと違い、クラシックです。
昭和の匂いすら感じるほどで、皆さん考えるよりも普通。ただ400ps以上の後輪駆動というスペックとデザインが素敵過ぎる。私もこの2点にやられた次第。
ということで買えなかった人は「大していいクルマじゃない」と諦め、受注継続している新型シビックタイプRに望みを託すのが一番だと思う。
GRヤリスやGRカローラ、WRX S4あたりも2027年問題に引っかかるため、遠からずオーダーストップになるかもしれない。最後の純エンジン車を考えているなら年内に動いたほうがいい。今、お金がなくても支払いは先ですから(笑)。
【画像ギャラリー】新型フェアレディZが納車されるのはいつになるのか……オーダーした人なら皆気になるぞ!(27枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方S30風味にやられてオーダーした層は、スポーツ走行どころか安全走行ギリギリ年齢ですよ!
早くしてあげて下さい