欧州車に負けないインテリアのクォリティが輸入車層からの高評価に
CX-60は、「プレミアムモダン」「プレミアムスポーツ」「ギャラント」「アクティブ」という4種類の世界観をベースにしている。
インテリアは「プレミアムモダン」「プレミアムスポーツ」「エクスクルーシブモダン」「エクスクルーシブスポーツ」「エクスクルーシブモード」「Lパッケージ」「Sパッケージ」がある。
そのなかでも人気は、タンカラーの内装が特徴の「XDーHYBRID Premium Spoorts」なのだ。タンカラーの内装というのは日本車ではあまり見かけないが、輸入車、特にヨーロッパ車では多く使われている内装。その内装のクォリティを輸入車を乗っているユーザーが評価し、乗り替えているという。
さらに、パワーユニットに対する評価も高いようだ。マツダが初めて手がけた直列6気筒ディーゼルエンジンは3.3Lという大排気量。これに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた。大半の購入希望者は、実車には乗っていない。しかし「メーカーが実施した事前のプレス向け試乗会などの記事などを参考にして、購入を決めた人が多い」(販売関係者)という。
実際に、直6、3.3Lディーゼルハイブリッドを試乗したが、その時の実走燃費は15~21km/Lだった。しかも、動力性能は、0~100km/hを6秒台で走り切るという俊足ぶりも見せてくれた。
そして車両価格だ。最も高いモデルで626万4500円。6気筒ディーゼルは323万9500円から選べるという。この価格も輸入車ユーザーから見ると、かなりお買い得感がある。
CX-60は、売れるべくして、売れているクルマといえる。
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