地元の魅力を愛車でアピール! ご当地版のデザインナンバープレート
“走る広告塔”として、その地域の魅力を発信することを目的に交付がスタートした「地方版図柄入りナンバープレート」は、文字どおり、その地域を代表する風景や観光スポット、名産品などをモチーフとしたバラエティ豊かなデザインが魅力。
2018年10月に第一弾として全国41地域での交付がスタートするとたちまち人気となり、2020年5月にはさらに17地域が追加、現在は全国58の地域で導入されている。また新たに今年10月からは「いわき」「那須」「岡崎」「堺」「広島」という既存地域と、都道府県単位で申し込むことができる「秋田県」「栃木県」「群馬県」「東京都」「沖縄県」という全10地域で追加導入されることも決定。それぞれのデザインもすでに公開されており、早くも話題となっている。
全国どこからでも申し込める記念ナンバーとは異なり、いわゆる“ご当地ナンバー”であるこれらはもちろん、それぞれの地域で登録される車両のみが交付の対象。その個性的なデザインの数々は、思わずその地域に引っ越したくなるほどの魅力を秘めている……!?
デザインナンバーの申し込みはネットでOK! もちろんディーラーや販売店でも
デザインナンバープレートは、一般社団法人 全国自動車標板協議会が公開している「図柄ナンバー申込サービス」のページから誰でも申し込むことができ、現在使用している番号を維持したまま交換することも可能。交付手数料等は地域によって異なりおおむね7000~10000円程度だが、ネットでの申請は不安という人や新しくクルマを購入する場合などは、ディーラーや販売店などに相談するのが手っ取り早いだろう。
現在は、先ほども紹介した「大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート」と、対応する58地域の「地方版図柄入りナンバープレート」に加え、「日本を元気に!」「立ち上がれ!美しい日本」をテーマに全国47都道府県の花をモチーフにしたデザインが採用された「全国版図柄入りナンバープレート(2027年4月30日まで受付)」の申し込みが可能。
それぞれモノトーン版とフルカラー版という2つの種類が用意されており、イベントの応援や地域振興を目的とした1000円以上の金額を寄付するとフルカラー版を選択できるようになっている。
ちなみにラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックの記念ナンバーでは、白地に大会ロゴのみというシンプルなデザインのものが用意されていたため、軽自動車の黄色ナンバーを白ナンバーに変更する裏ワザとして話題となったが、現在交付されている軽自動車用のデザインナンバーには黄色(事業用登録車は緑色)のワクが入っており、そうした目的での変更を考えている人にはちょっぴり残念なことに。
とはいえ「黄色い枠」があるだけで、パッと見だと白いプレートになるわけで、カラフルなボディカラー設定が多い軽自動車なのに、ナンバープレートは真っ黄色で色合いが変だな……と思っていた人には朗報と言える。ナンバープレートをちょっとしたオシャレパーツと考えると、かなり粋な制度だとも思う。
思い入れのあるイベントや愛着のある地元の観光名所などを愛車の一部にできるのが魅力のデザインナンバープレートは、クルマとの思い出をより鮮明できる記念アイテムとしても最適。申し込みも意外と簡単なので、気になる人はぜひ導入を検討してみてはいかがだろうか?
【画像ギャラリー】イベント記念の特別仕様からご当地の名物イラストが入ったものまで! デザインナンバープレートが面白い!!(13枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方