■Zの受注再開に備えて「デイズを買って待て」!?
いや、まだ希望はある。数年分が売り切れたと言っても、実数は不明。しばらくしたら、新型Zの受注が再開されるかもしれない!
あくまで「かもしれない」話だし、それがいつなのか見当もつかない。加えて、仮に受注が再開されても、日産がその情報を大々的に流すとも思えないが、受注再開はたぶん、きっと「ある」。
つまり、もしもあなたが熱烈に新型Zを欲しているならば、ディーラーと太いパイプを作るために、既納客になっておくべきだ。
「新型Zがどうしても欲しいので、それまで乗ってますから、デイズをください!」
こう言われたら、心を動かされない営業マンはいまい。
もちろん受注が再開される保証はゼロだが、「それでもいいんです!」と熱く語って契約すれば、いつか、ひょっとして受注が再開された時には、きっと真っ先に連絡をくれるはずだ。人事を尽くして天命を待とう!
【番外コラム】こうなれば歴代Zを…!? 中古車状況はどんな感じ??
新型の人気が炸裂しているZだが、「ならば中古を」ということで、旧モデルの中古車事情をざっと見ていこう。
●初代(1969年~1978年生産)……ほとんどの個体が「価格応談」なれど、目安としては1000万円、最高2000万円。コンディション問わずなら300万円台も。
●2代目(1978年~1983年生産)……平均400万円台で、初代よりはぐっと買いやすいお値段だが、「応談」の上モノはいくらするのか、聞くのがコワイ。
●3代目(1983年~1989年生産)……10年前まで、一部を除きタダ同然に近かったが、現在は200万円台が中心。後期型の直6ターボ「200ZR」が狙い目か。
●4代目(1989年~2002年生産)……人気が再燃気味。価格はピンキリで、100万円以下から500万円台まで。
●5代目(2002年~2008年生産)……比較的新しくて価格は手頃。最も気軽に買えるZだ。
●6代目(2008年~2021年生産)……一番新しい旧型につき、人気爆発中。新車時の価格より若干高くなっている。
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