日産 新型フェアレディZはもう買えないのか!? 納車は5年先で受注も停止中……

■Zの受注再開に備えて「デイズを買って待て」!?

 いや、まだ希望はある。数年分が売り切れたと言っても、実数は不明。しばらくしたら、新型Zの受注が再開されるかもしれない!

 あくまで「かもしれない」話だし、それがいつなのか見当もつかない。加えて、仮に受注が再開されても、日産がその情報を大々的に流すとも思えないが、受注再開はたぶん、きっと「ある」。

サスペンションはややソフト。乗り心地ヨシ!
サスペンションはややソフト。乗り心地ヨシ!

 つまり、もしもあなたが熱烈に新型Zを欲しているならば、ディーラーと太いパイプを作るために、既納客になっておくべきだ。

 「新型Zがどうしても欲しいので、それまで乗ってますから、デイズをください!」

 こう言われたら、心を動かされない営業マンはいまい。

 もちろん受注が再開される保証はゼロだが、「それでもいいんです!」と熱く語って契約すれば、いつか、ひょっとして受注が再開された時には、きっと真っ先に連絡をくれるはずだ。人事を尽くして天命を待とう!


【番外コラム】こうなれば歴代Zを…!? 中古車状況はどんな感じ??

 新型の人気が炸裂しているZだが、「ならば中古を」ということで、旧モデルの中古車事情をざっと見ていこう。

●初代(1969年~1978年生産)……ほとんどの個体が「価格応談」なれど、目安としては1000万円、最高2000万円。コンディション問わずなら300万円台も。

●2代目(1978年~1983年生産)……平均400万円台で、初代よりはぐっと買いやすいお値段だが、「応談」の上モノはいくらするのか、聞くのがコワイ。

●3代目(1983年~1989年生産)……10年前まで、一部を除きタダ同然に近かったが、現在は200万円台が中心。後期型の直6ターボ「200ZR」が狙い目か。

●4代目(1989年~2002年生産)……人気が再燃気味。価格はピンキリで、100万円以下から500万円台まで。

●5代目(2002年~2008年生産)……比較的新しくて価格は手頃。最も気軽に買えるZだ。

●6代目(2008年~2021年生産)……一番新しい旧型につき、人気爆発中。新車時の価格より若干高くなっている。

【画像ギャラリー】待っている人も迷っている人も…… 4色を纏った“淑女”の艶姿を見る(26枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!