■それならワゴンRスマイルもいいんじゃね!?
であるならば、わかりやすいところでは「ワゴンRスマイル」が、高橋尚子さんに似合うスズキ車だと言えるはずだ。
高橋尚子さんといえば“笑顔”がトレードマークのようなもの。特に印象に残るのは、2000年のシドニー五輪で初の女子マラソン金メダルを獲得した際のゴール後の笑顔と、引退を決めた後の2009年名古屋国際女子マラソンにおける「ありがとうラン」での、終始一貫した笑顔だろうか。
ワゴンRスマイルは、そんな“スマイル”が代名詞であるQちゃんには果てしなく似合うはずであり、売れゆき的には今ひとつパッとしていないワゴンRスマイルの、販売政策上の起爆剤にもなり得る。
しかし、ここで問題となるのは、「社外取締役様が安めの軽でいいのか?」ということだ。
ワゴンRスマイルはなかなか具合がよろしい近距離用軽自動車であることは間違いないが、「安めの軽」であることもまた間違いない。となると「取締役が“安めの軽”では示しがつかないし、他社やステークホルダーにナメられる」といった問題が噴出してしまうリスクもあるわけだ。
■キザシ、いやランディこそ似合う……のか?
そこも踏まえて「Qちゃんに似合うスズキ車」を考えるのであれば……「キザシ」も、どことなく「駅伝大会の関係者車両として提供されてそう」という意味で、駅伝でも活躍した高橋尚子さんのイメージに合う気がする。ただ、いささか古すぎるか?
ならば「スズキランディ」でどうか。ご存じのとおり現行型のスズキランディは、トヨタノアのOEM供給版であるミニバンだ。これであれば「助手席にメガホンを持った小出監督(※故人)が乗ってそう」という意味で、なんとなくQちゃんに似合いそうである。
しかし、ランディは「純粋なスズキ車ではない」という意味で、スズキ株式会社の社外取締役が乗るクルマとしてはあまりふさわしくないのかもしれない。
■こうなったらジムニー5ドアでいこうじゃないか!
となれば……妥当なのは「ジムニーシエラ」だろうか。まぁ、あまり面白くない結論ではあるが、このクルマも、高橋尚子さんの素敵な笑顔にかなり似合うことは間違いない。
少なくともキザシよりは断然似合う。そしてジムニーシエラをベースとする「ジムニー5ドア」の国内導入に連動してQちゃんにそれを貸与すれば、バカ売れ必至のジムニー5ドアはさらにバカ売れし、スズキ株式会社の株価も爆上がりするかもしれない。
それこそが「社外取締役 高橋尚子」に課せられた真のミッションである――かどうかは知らないが(たぶん違う)、いずれにせよ高橋尚子さんには、「ランニングシューズの色っぽい」ともいえるキネティックイエローのジムニー5ドアを、素敵に乗りこなしていただきたいと熱望している筆者ではある。
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