先日、ミニバンの運転席に座っている人が、ハンドルの上に足をあげ、さらには居眠りしているかのように目を閉じた状態で、クルマが走行している(アダプティブクルーズコントロールで走行していると思われる)という、極めて危険な動画がSNSで拡散されていた。自分や同乗者だけでなく、全く関係のない他人にとんでもない危険を及ぼす可能性のある大変迷惑な行為であり、ドライバーは当然のこと、動画を撮影していた仲間も同時に処罰されるべき件だ。
ただ、現在普及が進んでいるレベル3未満の運転支援システムが、これができてしまうことも問題だと感じた。現状の運転支援システムに危惧される課題と対処方法について考えていきたい。
文:吉川賢一
アイキャッチ画像:Adobe Stock_ryanking999
写真:NISSAN、HONDA、TOYOTA、SUBARU
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