日産・ノート オーラNISMOを現代のホットハッチと呼ばずして何と呼ぶ?
“インテリジェント モビリティ”という取り組みを通して、クルマを未来へと導く日産の象徴的存在であるノートとノート オーラ。2022年上半期のハイブリッド車を含めた電動車の国内登録車販売においても5万6942台でNo.1に輝いたことは記憶に新しいところだろう。
そんな同車において、NISMOのこだわりを満載して2021年8月に発表されたノート オーラNISMOは、現代のホットハッチと呼ぶに相応しいスペックが魅力の一台。
見るからに速そうでイカつい、NISMOのアイコンであるレッドアクセントのレイヤードダブルウイングを採用して低重心かつワイド&ローフォルムを実現したノート オーラNISMOだが、走りも超一級品でハイグリップタイヤの性能を最大限に引き出す専用サスペンションの採用と車体剛性配分の最適化によって高揚感をもたらすハンドリング特性を実現。
しかし、それ以上に注目すべきは電動車の真骨頂とも言うべき俊敏なレスポンスと伸びのある加速にある。ノート オーラの走りは標準モデルでも評価は高いが、ノート オーラNISMOでは走りの良さをさらに高めるべく、ドライブモードに専用のNISMOモードを設定。
実際に体感した人であればご理解いただけるだろうが、NISMOモードを選択した時の走りはまさに異次元! 強烈すぎる加速力と超絶なアクセルレスポンスを味わえるのだ。アクセルを踏むごとに針がビュンビュン動きまわるパワーメーターの様子など、スポーツ心をくすぐってやまない。車両本体価格286万9900円と若干高めで、ボディサイズも他のモデルよりも少々大きめだが、現代のホットハッチには抗いがたい魅力がある。
普通の軽スポーツに飽き足りない人にはダイハツ・キャスト スタイルがある!
2015年9月に登場したキャストはデビュー当初、コペンと同じサスペンションチューニングを施したスポーツグレードが存在していた。
しかし、2020年3月に生産が終了に。いまや絶滅危惧に瀕する貴重な軽スポーツがまた一台……と思いきや、実は上位グレードに64psの最高出力と92Nmの最大トルクを発生するツインカムDVVT 3気筒12バルブのインタークーラー付きターボエンジンを搭載したスポーツモデル=キャスト スタイルが存在することをご存じだろうか?
サスペンションの特性見直しや剛性アップなどムダなステアリング操作が少なく、運転時のストレスを軽減するチューニングを施した“Dサスペンション”をはじめ、トンネル後端・リアサスペンション取り付け部・サスペンションメンバーなどの剛性を高めて操縦安定性と優れた乗り心地を両立した“Dモノコック”、パワーモードスイッチによってスロットルをより高開度に制御することで軽快な走りとスムーズな加速を実現した“Dアシスト”などの装備で軽自動車ならではの軽快さに走る喜びをプラスしたキャスト スタイル。
ボディカラーもメーカーオプションだが、7種類から選べる2トーンカラーのデザインフィルムトップを設定し、スポーツテイストを演出することも可能だ。軽スポーツと言えばダイハツのコペンやホンダのN-ONE RSが定番だが、人とは違う軽スポーツが欲しいという人はキャスト スタイルの選択も視野に入れてみては?
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コメントの使い方え?フリードモデューロXってまだ売っているよ?