「ロー、セコ、サード、トップ」―ギヤチェンジ時の呼び方―
かつてMT車(マニュアルトランスミッション車)の1速をロー、2速をセコ(セコンドの略)、3速をサード、4速をトップと呼んでいた。筆者が免許を取った80年代中頃はオートマ限定免許などまだなくて、自動車教習はすべてMT車で行われ、私の行った地方の教習所には4速までのクルマしかなかった。
合宿免許で訪れた教習所の教官も「はいローで発進! すぐセコで加速―!」と叫んでいた記憶がある。現代でも年配の教官がこう呼ぶこともあるようだが、「1速、2速……」と呼んだほうがわかりやすいのはたしか。
ちなみに2速を表す「セコ」は、 “セカンド”がなまった(?)当時の言い方。中古品(や中古のクルマ)を表すセコハン(英語でセカンドハンド)を略した「セコ」もまた同年代のクルマ用語の仲間である。
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コメント
コメントの使い方ショックだったのは、死語が通じなかったこと。
死語が死語とは。
少し年下のママ友に「寒い朝には事前にチョーク引いてさぁー」なんて話したら、ぽかーんとされました。
「だんき」とも言いましたよね。
「ノークラ」はランキング外でしたか。残念。
30年くらい前にタクシー乗ったらオートマ車で
運転主にマニュアルじゃ無いんですね?と言ったら
そうノークラだから楽だよと答えてくれた運転主は
80歳くらいに見える方でした。
当時はオートマは若干車両価格がマニュアルより高くタクシーにはまだ普及していませんでしたので
会社が高齢者用にオートマ車を用意したのかなと思います。