輸入SUVが新車の半額でイケる!? 輸入車買うなら3年落ちって言いきれるワケ

■ボルボ XC40/2018年デビュー・現行型

ボルボのエントリークラスSUV。流通する中古車は初期の2Lターボ車がメイン
ボルボのエントリークラスSUV。流通する中古車は初期の2Lターボ車がメイン

 割安な中古車だと2Lターボの「T4」が探しやすい。

●どんなクルマ?

 2018年3月に発売されたボルボのコンパクトSUV。登場時は最高出力190psまたは252psの2L直4ガソリンターボだったが、2020年8月に同エンジンを廃止し、プラグインハイブリッドとマイルドハイブリッドに変更。

 現在はピュアEVとマイルドハイブリッドが販売されている。

●中古車購入ポイントは?

 豊富に流通する2020年式のうち約7割が純ガソリンエンジンで、約2割がマイルドハイブリッド、そして約1割がプラグインハイブリッドという割合。2020年式全体の相場は320万~530万円といったところだが、そのなかで比較的安価に狙えるのは、最高出力190psの2Lガソリンターボを搭載する「T4」。

●ボルボ XC40
・現在の新車価格:469万~579万円
・2020年式中古車相場:約320万~530万円
・入手しやすさ:★★★★☆
・中古車オススメ度:★★★★☆

■シトロエン C3エアクロスSUV/2019年デビュー・現行型

シトロエンSUVシリーズの第2弾。ベースのC3よりひと回り大きく、実用性は充分
シトロエンSUVシリーズの第2弾。ベースのC3よりひと回り大きく、実用性は充分

 流通数は多くないが200万円前後から探せる。

●どんなクルマ?

 コンパクトハッチバックのC3をSUV風に仕立てたうえで2019年7月に登場。パワーユニットは最高出力110psの1.2L直3ターボで、駆動方式はFFのみ。2021年11月にマイナーチェンジを行い、2022年7月に1.5L直4ディーゼルターボを追加。

●中古車購入ポイントは?

 モデル全体の中古車流通量はまずまずだが、2020年式はやや少なめで、価格は180万~270万円といったところ。そのなかでは、エントリーグレードである「フィール」より、何かと装備が充実している「シャイン」がお薦め。

 とはいえ、いっそのこと車両200万円台後半で狙える「2022年式の未使用車(いわゆる新古車)を探す」という手もあるだろう。

●シトロエン C3エアクロスSUV
・現在の新車価格:342.1万~388万3000円
・2020年式中古車相場:約180万~270万円
・入手しやすさ:★★★☆☆
・中古車オススメ度:★★★☆☆

■プジョー 208/2020年デビュー・現行型

プジョーのBセグハッチバック。1.2Lターボを搭載し、8速ATが組み合わされる
プジョーのBセグハッチバック。1.2Lターボを搭載し、8速ATが組み合わされる

 2021年式のほうが流通量は多く3年落ちにこだわる必要なし。

●どんなクルマ?

 2代目のプジョー208として2020年7月に上陸。最高出力100psの1.2L直3ターボを搭載するエンジン車のほか、ピュアEVの「e-208」も同時に発売された。ガソリン車のトランスミッションは8速ATで、2021年2月に小変更を実施。

●中古車購入ポイントは?

 2020年式の中古車価格は200万~320万円といったところで、流通量もまずまず豊富。とはいえ2021年式でも価格はほとんど変わらず、流通量も2021年式のほうが豊富であるため、特に「3年落ち」にこだわる必要はない。

 車両240万円前後にて、2021年式アリュールのかなり状態の良好な一台が見つかるはずだ。

●プジョー 208
・現在の新車価格:296.4万~354.7万円
・2020年式中古車相場:約200万~320万円
・入手しやすさ:★★★★☆
・中古車オススメ度:★★★★☆

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