レクサス RXは迫力に欠けるってマジ!?　バカ売れ必至の新型RXを本音で評価

■橋本洋平氏の評価は？

　3つのパワーユニットで注目だったのはクラウンで好評の2.4LターボのRX500h。350F SPORTでも走りはかなり軽快な部類。RX450h＋はそこから210kgも重くなってしまうため鈍重。RX500hは4輪操舵をうまく使いながらその間を行く軽快さを実現。

　パワーユニットもダイレクト感にあふれ、心地いいエンジンフィールを生み出しながら、例え勾配のきついワインディングであってもグイグイと駆け上がってくれるから恐れ入る。SUVという言い訳をするようなことなく、セダンやクーペと同様にスポーティに走れる。

●橋本氏による新型レクサス RXの進化度採点簿（※先代を100とした場合の進化度）
・エクステリアデザイン……150
・インテリアの質感……130
・先進的テクノロジー度……150
・パワートレーンの評価……170
・操縦性能の評価……150
・乗り心地の評価……140
・コストパフォーマンス……120
・総合進化度……140

●新型レクサス RX主要諸元（RX500h Fスポーツパフォーマンス）
・全長×全幅×全高：4890×1920×1700mm
・ホイールベース：2850mm
・車重：2100kg
・エンジン：直4、2.4Lターボ＋モーター
・エンジン出力/トルク：275ps/46.9kgm
・モーター出力/トルク：F：87ps/29.8kgm、R：103ps/17.2kgm
・価格帯：664万～900万円