やられた!! と思った瞬間にはもう遅い! 「ねずみ捕り」はどうしたら防げる!? 

やられた!! と思った瞬間にはもう遅い! 「ねずみ捕り」はどうしたら防げる!? 

 まさかの場所で行っている「ねずみ捕り」。わかった時点で時すでに遅しといったケースがほとんどだが、そもそもなぜこの名前で呼ばれているのか!? どうしたらねずみ捕りを防げるのか!? 運転する人ならマジで必見です!! 

文/齊藤優太
アイキャッチ写真/Caito-stock.adobe.com
写真/Adobe Stock、Photo AC、TOYOTA、SUZUKI

■なぜ「ねずみ捕り」と言われるのか?

仕掛けられた装置によって速度違反の取り締まりを行う「ねずみ捕り」(出典:Photo AC)
仕掛けられた装置によって速度違反の取り締まりを行う「ねずみ捕り」(出典:Photo AC)

「ねずみ捕り」は、速度違反の取り締まりを意味しています。

 この速度違反の取り締まりが「ねずみ捕り」と言われるようになった由来は、ネズミを捕獲する器具のように、仕掛けられた装置によって取り締まられることが由来のようです。

 速度違反の取り締まり「ねずみ捕り」の方法は、主に「定置式速度取締り装置」を使った方法と、「オービス(可搬式を含む)」による取り締まりのことを指します。

 また、パトカーや白バイなどの追尾によって取り締まられることもねずみ捕りと言われることがあるようです。

 つまり、「ねずみ捕り」は、装置を使った取り締まりをはじめとする速度違反の取り締まり全般のことを意味する言葉に変わってきたといえるでしょう。

■なぜ警察は隠れて取り締まりをしているのか?

ねずみ捕りでは、警察車両が運転者から見えない位置で隠れて取り締まりをすることがほとんど(出典:Photo AC)
ねずみ捕りでは、警察車両が運転者から見えない位置で隠れて取り締まりをすることがほとんど(出典:Photo AC)

 ねずみ捕りによる取り締まりは、装置を茂みに隠したり、警察車両が見えないようにしていたりすることがほとんどです。

 では、なぜ隠れて取り締まりをしているのでしょうか。

 そもそも、自動車や二輪車など車両(軽車両など一部車両を除く)を運転するためには、運転免許の交付を受けなければなりません。

 そして、運転免許の交付を受けて車両の運転している時点で、道路交通法をはじめとした交通ルールやマナーを守ることが運転者としての責任となります。

 よって、警察が見ているかどうか関係なく法令遵守しなければなりません。

 この運転免許を受けて車両を運転する運転者としての責任を果たしているかどうかを確認すべく取り締まり装置や警察車両を隠していると考えられます。

 そのため、日頃からルールを守って運転していれば、ねずみ捕りやパトカー・白バイなどを警戒する必要はありません。

 いっぽう、日頃から速度超過をしていたり、周囲の交通の迷惑や妨げになるような運転をしたりすると、ねずみ捕りやパトカー・白バイなどが脅威の存在となります。

 つまり、運転免許の交付を受けて車両を運転するという責任の重さを運転者がどのように捉えているのかということが、ねずみ捕りを脅威と感じるか感じないかの違いといえるでしょう。

次ページは : ■運転免許の本来の意味を理解すべし! 「ねずみ捕り」はどこにいる?

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