■マルチ・スズキの持つ今の問題点と今後の期待とは?
インドの人口は14億人を超え、早ければ今年には中国を抜いて世界トップに立つ可能性もある。
また、年齢分布で中国より全体的に若い人が多いため、今後も自動車の購買力は力強いだろう。
そんなインド市場だが、韓国のヒョンデとキアの猛追を受けているマルチ・スズキはうかうかしていられない。そうしたなかで注目されるのがEV市場への本格参入だ。
今年1月にニューデリーで開催されたオートエキスポ2023で「eVX」を発表。2025年までに量産予定で、スズキにとって初となる世界戦略EV第一弾のコンセプトモデルである。
ボディサイズは、ざっと「エルティガ」級で電池容量は60kWh、航続距離は550km。インド西部のグラジャート州にEV専用工場も建設する。EV開発ではトヨタとも協業する。
となると、EVではインド発で日本向けのEV市場拡充を狙うのかもしれない……。
今後もマルチ・スズキから目が離せない。
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