ほぼすべての産業へ影響を及ぼす「AIの時代」気持ちよさや乗り心地を評価するテストドライバーの仕事は残るのか?

人間の情緒を動かすことができるのは、人間だけ

 新型車開発は、いい部品で組み立てればいいクルマができる、とはいかない。自動運転のような規定問題(目標値があって100点を取る科目)ではAI技術が活躍したとしても、それ以外の部分では、鋭い感覚をもつテストドライバーでなければできない領域がどうしてもある。的確な評価を下せるテストドライバーは、メーカーの宝物。今後も重宝される存在であり続けるはずだ。

日本を代表するFFスポーツカーのシビックタイプR(FL5)。開発責任者の柿沼氏も、ステアリングを何度も握って、開発進捗を自ら確かめていったそうだ
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