ETCカード「入れっ放し」か「頻繁に抜き差し」かどっちが正解? 開閉バーが開かない場合の対処法とカードの大事な取り扱い方法

真夏の高温は磁気不良の原因に 抜き差しや携帯する際も、取り扱いには注意が必要

 ETCカードについては、有料道路をほとんど使わないドライバーは、防犯を考えて必要な時だけ入れる人が多いようですが、頻繁に有料道路を走行するドライバーは、入れっぱなしにしている人が多いようです。ただ前述したように、ETCカードは高温や静電気などの影響をうけることで磁気不良となることから、夏の暑い時期、炎天下にクルマを放置するような際はカードを抜いておいたほうがよいかもしれません。

 ただ、頻繁に抜き差しをすることでもICチップに歪みや削れが生じたり、またスマートフォンと一緒に携帯してしまうと、静電気で磁気不良となってしまうことが考えられるため、抜き差しや携帯する際も、取り扱いには注意が必要。

 ETCではこれらのトラブルが考えられることから、トラブルの際にも安全を守ることができるよう、ETCレーンへの進入速度は20km/h以下、レーン通過時は徐行するよう、決められています。カードのトラブルは100%避けられるものではないですが、ETCレーンを通過する際にしっかり減速しておくことで、ゲートが開かないトラブルがあっても不正通行を防ぐことができ、対応もしやすく、また急停止してしまうことによる後続車からの追突も防ぐことができます。ETCレーンへ進入する際は、しっかり減速するよう、心がけたいものです。

カードにトラブルがあった際にも安全を守れるよう、ETCレーンへ進入する際は、しっかり減速を(PHOTO:写真AC_なかがわ なおき)
カードにトラブルがあった際にも安全を守れるよう、ETCレーンへ進入する際は、しっかり減速を(PHOTO:写真AC_なかがわ なおき)
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