■本来ワークスが活躍する舞台じゃないレース参戦がブランドイメージを希薄に?
スバルが持てる技術のすべてを投入して参戦している車両が、トヨタのサテライトチームの参戦車両になっているGR86よりブランドイメージ薄いのだから困ったもの。
初代レガシィやWRCで大暴れしたWRX STIを見て来た私からすれば「どうしちゃったの、スバル?」である。
考えてみたらWRX S4も高性能車のなかで唯一納期が短い。これまたスバルが総力を挙げて取り組んでいるニュル24時間耐久レースで走らせているボディだったりして。考えてみたらスーパーGT300も、スバルがニュル24時間に参戦してるクラス(SP3Tクラス)も、基本的にワークスの舞台じゃない。
そこで勝っても当たり前だし、逆に勝てなかったら超カッコ悪いだけ。高校サッカー大会の中にプロであるJリーグのチームが入っていくようなもの。サッカーで言えばワールドカップを争っていたWRCとは根本的に違う。ということを認識できない状況こそ、現在スバルが抱えている最大の課題なのかもしれない。なぜ、ブランドイメージが薄れてきたかということがわからないんだと思う。
■2023年6月からスバルのクルマ作りを舵取りする藤貫CTOに期待!
有効なブランドイメージ回復策を取らないかぎり、このままだとスバルは埋もれていってしまうだろう。今やアイサイトに代表されるADASもすべてのメーカーで選べるし、アイサイトより高機能なタイプまで出てきており、決定打にならない。
4WD性能だって実用領域ではトヨタとマツダが、楽しさ領域もトヨタが急伸しており、スバルのストロングポイントと言えなくなってきた。
このあたりで方向変換していかないと日本市場は厳しくなっていくことだろう。直近は納期の短さで販売台数を稼げているものの、トヨタがフル生産に入ったらスバルにかぎらず販売シェアをドンドン奪われていくこと間違いなし。
今のトヨタ車は私のようなクルマ好きですら納得できるレベルになってきた。6月1日からスバルのクルマ作りを一任される藤貫哲郎CTOの手腕に期待したい。
【画像ギャラリー】ほぼ同じクルマなのに差が付くのはなぜ? GR86とBRZ(31枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方スバル店数店とネッツ店、GR店にBRZを整備に出した経験があります。不具合の対応がトヨタ系列の方が物分かりが良く改善が早いです。整備はプラグを例に挙げるとスバルとネッツはエンジンを持ち上げて交換するとのことでしたが、GR店は専用工具がありエンジンはそのままで交換が出来ます。GR店をわざわざ選ぶ理由があると思いますよ。
クルコンスイッチが致命的にダサすぎる
いつの時代のスイッチ使ってるのさ
先代BRZ乗りでしたが、GR86を買い増し予定です。
まず、現行は見た目が劣化したと思ってる上、現行BRZはナマズみたいで嫌。
最後のMT・FRの趣味車にしようと思うから、尖ってる方が欲しい。
結果、GR86って選択。
WRCがどうのってコアな人にしか影響しないし、そもそも本当にコアなスバリストはFR買わないんじゃ?86/BRZって若者層にもウケてて、比較的ライトなんだから関係ないと思うなあ
先代BRZからの乗り替えでGR86を選ぶ人が多いのは、スバルのブランドイメージが低下したから? クルマ好きで前愛車にスバルを選んだ人からしたら、そんなの大した理由にならないでしょ! 現行BRZとGR86との間に明確な差があるから、販売台数にも差が出るんじゃないの? 外装デザイン、価格、走行性能(というか走りの味付け)、ディーラーの対応など。そこを調べて記事にしてくれなきゃ意味ないじゃん。
デザイン酷すぎ、先代の方が新型に見える。性能も2.4NAでぱっとしない。この車を買う理由がそもそも見つからんwww
GR86の方がビジュアルが良いからな。
二代目BRZは実物はそうでもないけど写真写りが悪いw
なんかスバルを推したい様にしか聞こえないんだけど、共同開発したって見た目トヨタじゃん。
トヨタなのにスバルから買う理由ないよ。
ブランド力違うよ。
今の人たちはミーハー多いから車本来の性能とテクでサーキット攻めるなんて人いないよ。
街乗り見た目のクズチューンがほとんどだよ。
そうなったらラインナップあるGR行くだろ普通。
これ以上に何か理由あるの?書いた人。
群馬の高崎周辺以外では大方86でしょ笑
結局名前よ。トヨタの86って言えば現行かどうかはともかく、漫画のおかげで名前は広く知られてるし、スバルのBRZって言ったって一般人は大体が何それって答える
BRZ乗りはスバリストか、トヨタ乗り入れ禁止の会社勤めorトヨタアレルギー持ちしかいないと思ってる
他の方も言われてますが、結局販売店の差でしょう。
私も昔スバルの対応が良くなくて結局ホンダを買ったことがあります。
私の場合は10年落ちの車の扱い。
スバルは単純に無料で引き取り解体、ホンダは下取り。
見積書上の扱いの違いでしか無く結局下取り解体で、値引き分から出てることは分かっているが、
客側の心理としてはぜんぜん違うでしょう。
売った後の「愛車」の扱いを販売店に徹底したほうが良いのでは?
このようなコラムが余計にTOYOTA派を増やす要因。元々の売れ筋が86はAT、BRZはMTの方が売れたとという話を聞きます。
現代のAT免許のせいも有るのでしょうけど、ATであれば車の差は出にくいので結局はブランド力の差で売れ行きはきまるでしょう。
要は乗り手のこだわりが薄れてきているのとAT免許、昔を知らない世代の結果でしょ。boxerエンジンと言えばSUBARUは何時になってもかわらないです。