中古市場で相場約100万円下落でも王座に君臨!!「アルファード中古」得する買い方と売り方

賢い売り方は、2度目の車検前(5年落ち)で手放す

 そして、手放す際のポイントは、売却するタイミングだ。アルファードの中古車は、主にマレーシアへと多く輸出されている。マレーシア現地では、日本から来る程度の良い中古アルファードが、日本の倍近い価格で販売されており、ここ数年は、日本の中古車オークションで大人気の状態になっているが、マレーシアは、「初度登録月からの経過月数12か月から59か月まで」という輸出規制があり、それを超えたクルマはマレーシアへ輸出することができなくなる。その後はロシアなどへ行くが、相場は非常に安くなってしまう。

 そのためアルファードは、2度目の車検を迎える前までに売却するのが損をしない売り方だ(できれば車検を迎える3~4か月前に売却したい)。この限界年式を超えると、中古車相場は40~50万円ほど下がってしまう。この売却タイミングを考慮して、適切な時期が来たら、より高く買い取りをしてくれるところを見つけてほしい。

アルファード後期型エアロボディのモデリスタ仕様。この純正エアロパーツ装着車は、下取りで加点対象となりやすい
アルファード後期型エアロボディのモデリスタ仕様。この純正エアロパーツ装着車は、下取りで加点対象となりやすい

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 2023年2月頃から、アルファードの中古車相場が値崩れをし始めており、昨年9月頃のピークから、100万円近く下落している。ただそれでも、他のクルマと比べて相場は十分に高い。本稿でご紹介した、得する買い方、損しない売り方を参考にしていただき、お得にアルファードを楽しんでほしい。

【画像ギャラリー】2017年のマイナーチェンジ前、マイナーチェンジ後のアルファード(11枚)画像ギャラリー

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