昨今のマツダ車に広く採用されている独自塗装技術「匠塗(TAKUMINURI)」。その塗装技術にインスパイアされた最新アイシャドウが、「シュウウエムラ」より販売開始された。コスメブランドが感銘を受けた技術とは一体どのようなものなのか?
文/吉川賢一、写真/MAZADA、ベストカーWeb編集部
■「日本の美学に深く根ざしたエレガンスの表現を追求する」という点が共通していた
まさか、コスメブランドが、クルマの塗装に着目するとは…。
マツダの塗装技術にインスパイアされた最新のアイシャドウが、4月19日より発売されることになった。発売するのは日本生まれのコスメブランド「シュウウエムラ」だ。
コスメブランドが、クルマの塗装にインスパイアされるとは驚き。シュウウエムラが注目した、マツダの塗装技術についてご紹介しよう。
「シュウウエムラ」が着目したのは、マツダ独自の塗装技術「匠塗(TAKUMINURI)」だ。
マツダによると、「熟達した職人の手塗りにも迫る、特別な塗装技術」のことを表しており、昨今のマツダ車に広く採用しているという。
たとえば、「ソウルレッドクリスタルメタリック」では、「生命力にあふれたエネルギッシュな強さ、鮮やかさ、深みとつや感によって造形美をより質感高く際立たせている」としている。
「マシーングレープレミアムメタリック」では、「機械の美しさを追求するため、リアルな金属質感を表現している」という。
いずれもボディカラーについての説明なのだが、そのままコスメティックのコンセプトにも転写できるようなイメージだ。
シュウウエムラは現在、フランスの世界最大の化粧品会社ロレアルの傘下にいるが、元は日本発のブランドであり、日本の美学に深く根ざしたエレガンスの表現を追求する、というのが美学であったという。
マツダも日本の美学を大切にしたブランドポリシーを持っており、自動車メーカーの中でも個性的といえるメーカーだ。
異業種であっても、考え方に共感できたことが理由で、シュウウエムラはインスパイアされたのだろう。
なお、今回シュウウエムラが発表したのは、日本の四季をインスパイアしたカラーを詰め込んだ4色のパレット、新テクスチャーアイシャドウ「クロマティックス クワッド」。
日本の美学に深く根ざして、エレガンスを追求したアイシャドウとなっているそうだ。
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