「キャンピングカーに乗りたい」という愛娘の願いを叶えるべく、お父さん大奮闘!! 中古のバンを買ってDIYで車中泊仕様車を作ったカメラマン、池之平昌信氏の武勇伝をご披露!!
※本稿は2023年3月のものです
文/池之平昌信、写真/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年4月26日号
■愛娘の夢を叶えるためにパパが選んだのは……
愛娘が幼稚園児の頃、「パパ! うちもキャンピングカーにしてよ!」と言った。お友達の家の600万円超級ハイエースベース・キャンピングカーに乗せてもらって、その装備や広さに感動したらしい。ガーン。
そんな高いクルマはムリだが、愛娘の要望とあらば、なんとかせねばならない。そこで、キャラバンの中古貨物車(ガソリン5MT/80万円)を買い、内装をDIYすることにした。
イケアの安いテーブルを置いたり、キッズスペース風マットを敷いたりして、一家4人車中泊仕様が完成。無邪気に喜ぶ娘を見ると、後ろめたさもあったが……。
■家族で四国~山陰のロングバケーション!
夏休みは、四国~山陰などの大旅行へ。アンパンマン列車に乗ったり、出雲大社や鳥取砂丘に行ったり、海や川で泳いだ。標高のあるサービスエリアで車中泊、ホテル・民宿泊などを繰り返したが、一番の思い出は米子のイオンで大型テントと寝袋を衝動買いして、そのまま大山でキャンプ泊をしたことだ。
そんな行き当たりばったりな家族旅行だったが、さすが貨物車の積載力は凄く、その恩恵にあずかった。結局、2000km以上を走り、世間のお盆休み前から後まで、気が付けば10泊のロングバケーションに。
高速代、ガソリン代、宿泊代などを足してみると20万円オーバー。約7km/Lという燃費の悪さに苦しんだが、とにもかくにも、愛娘の「キャンピングカーにしてよ!」という要望には応えることができた。
【画像ギャラリー】思い出はプライスレス!! 2001年登場の4代目日産 キャラバン(8枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方外装にも手を入れて、デコトラや痛車にしてみてもいいですね。デコトラキャンピングカーといえば桜舞春音さんの小説が有名ですしファンも多そうですからね。