足立ナンバーから独立して江戸川ナンバーが誕生!! なぜご当地ナンバーが続々登場する? 

足立ナンバーから独立して江戸川ナンバーが誕生!! なぜご当地ナンバーが続々登場する? 

 昨今、「ご当地ナンバープレート」を目にすることが増えている。そして2023年4月21日、国土交通省は新たに6地域のナンバープレートを発表した。

 そもそもなぜご当地ナンバープレートは普及し始めたのか? また、これと並行して増えている「地方版図柄入りナンバープレート」とは? 現在、使用されている両ナンバーを確認しつつ、その取得方法までをご紹介したい。

文/鈴木喜生、写真/国土交通省、板橋区、広島市

新しい「ご当地ナンバープレート」が6種加わり、江戸川ナンバーが誕生

 2023年4月21日から追加されることになった「ご当地ナンバープレート」は、「十勝」(北海道)、「日光」(栃木県)、「江戸川」(東京都)、「安曇野」(長野県)、「南信州」(長野県)、「彦根」(滋賀県)の6種類。それを地図で見ると以下のようになる。

足立ナンバーから独立して江戸川ナンバーが誕生!! なぜご当地ナンバーが続々登場する? 
この6種の新しいご当地ナンバーは2023年12月末までに図柄の提案も完了させ、翌2023年5月には「地方版図柄入りナンバープレート」も交付される予定
(新たな「ご当地ナンバープレート」の導入申込み地域/国土交通省・自動車局自動車情報課リリースより)

 また、これら6地域の該当エリアは以下の通りだ。

新たな「ご当地ナンバー」導入地域と該当エリア

●「十勝」
これまでの表示/帯広
対象エリア/北海道音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、芽室町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、池田町、豊頃町、本別町、足寄町、陸別町、浦幌町
●「日光」
これまでの表示/宇都宮
対象エリア/栃木県日光市、塩谷町
●「江戸川」
これまでの表示/足立
対象エリア/東京都江戸川区
●「安曇野」
これまでの表示/松本
対象エリア/長野県安曇野市、生坂村、池田町、松川村
●「南信州」
これまでの表示/松本
対象エリア/長野県飯田市、松川町、高森町、阿南町、阿智村、平谷村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊丘村、大鹿村
●「彦根」
これまでの表示/滋賀
対象エリア/滋賀県彦根市、甲良町

 東京における「足立」ナンバーからはすでに「江東」「葛飾」が独立していて、今回「江戸川」も独立することになる。つまり「足立」ナンバーの対象エリアはどんどん縮小していて、その対象エリアは今後、台東区、荒川区、足立区、墨田区の4区だけになる見込みだ。

次ページは : ご当地ナンバーの制度は何のためにスタートした?

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