悲報!! いつまでクルマ「値上げの連鎖」が続く? 販売王者トヨタでも起こりうるか

価格上昇はいつまで続く?

 原材料費、エネルギーコスト、輸送費の高騰は、大きく分けると2つの理由が考えられ、そのひとつはウクライナ戦争による世界的な資源不足と流通の停滞、もうひとつは海外との金利差の拡大による円安の影響といえる。

 ウクライナ戦争がいつ終息するかは予想できないが、原材料費、エネルギー価格の高騰はピークアウトしているので、割高感や不安定感はあるものの、一定期間、一定幅で、現在の相場が続くようにも思える。

 この素因から考えれば、さらなる車両価格の上昇は抑制されるものの、以前の価格に戻る可能性は極めて低い。

 また、一時は1USドル150円まで下落した円安も少し落ち着きつつあるが、日本とその他先進国との金利差はさらに開きつつあり、さらに円安に振れる可能性は低くない。

 円安が加速すれば、海外事業を展開する自動車関連会社の利益は拡大するだろう。いっぽう、国内市場においては、海外から輸入するあらゆるコストが増大し、それが車両価格に反映されることになる。

 採掘資源と為替、さらにローン金利や保険などの金融コストも考えれば、いったん上がった車両価格は下がることはなく、過去よりも割高な価格が維持されるか、または国際情勢や世界経済の状況によっては、さらに上昇する可能性が高いのではないだろうか?

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