いまこそ、クルマとマイクロモビリティの組み合わせを提案するべき!!
クルマで出かけた先で、モトコンポのようなマイクロモビリティを使うという方法は、環境負荷低減が求められるいまの時代にこそ欲しい組み合わせだ。電力を多く必要とする、大きくて重いクルマをいちいち動かすよりも、ちょっとの距離であれば、こうしたマイクロモビリティで移動したほうが省エネだし、機動力もあって非常に便利。乗員分の台数を載せて旅に出れば、旅先で、それぞれが自分の好きな場所へ行くことだってできる。
モトコンポサイズだと乗員分の台数を載せるのは厳しいかもしれないが、昨今流行りの電動キックボードもよいだろう。BEVであれば、クルマを充電している間に電動キックボードで買い出しにいったり周囲を散策したりもできるし、帰ってきたあとは、電動キックボードをクルマへ格納ついでに、充電することだってできる。荷室の床下に収納して隠すのは、ホンダが得意とする技術だ。
すでに40年以上まえに、クルマとマイクロモビリティを組み合わせるという発想を実現していたホンダだが、この初代シティとモトコンポ、そして1970年代に活躍した携帯型発電機のデンタを、ホンダは、2019年に4分の1スケールの模型で復活させている。目的は、当時の2Dの手書きの図面を、現代の3Dの設計データとしてつくり直して、ライブラリー化するためだそう。実物を隅々まで精密に測定し、残っていた手書きの設計図と照らし合わせながら、3Dモデリングをしていったそうだ。
もしや、なんらかのプロジェクトで使うために(3Dデータが)必要だったのでは…と勘ぐってしまうが、ありえなくもない話。若者から高齢者まで、誰でも安心かつ安全に利用することができる電動マイクロモビリティとの組み合わせで登場してくれたら、可能性はさらに広がる。続報に期待したい!!
【画像ギャラリー】いまこそ復活を願いたい!! ホンダ初代「シティ」と「モトコンポ」(15枚)画像ギャラリー
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