今夏登場予定の新型メルセデスベンツVクラス。そのティザー画像が公開されたが、かなりのド迫力フェイスに。新型Vクラスは新型アルファードや新型レクサスLMに負けない高級ミニバンとなるのか、「大人の男」が乗って様になるのかを予想する!
文/九島辰也、写真/メルセデスベンツ、ダッジ、レクサス、ベストカーWeb編集部、ベストカー編集部
■ミニバンのご先祖はダッジキャラバンやプリムスボイジャー
日本のミニバンブームは世界的にも異様に盛り上がった。今日でこそSUVに席巻されてしまっているが、一時期かなりの勢いで日本の道路を埋め尽くした。
とはいえ、そもそもミニバンはダッジキャラバン/プリムスボイジャーを指すあだ名だったのをご存じだろうか。クライスラー以外のメーカーが同様のクルマを作り始めるとそれが一般名詞となり、1990年代に日本でも流行り始めた。
なので、“ミニバン”と言っても当初は大きく感じたのを覚えているだろう。“ミニ”とはシェビーバンやエコノライン、ダッジバンなどフルサイズバンに対してのサイズのことなのだ。
■初代エルグランドやアルファードなど日本では高級路線へ
そんなミニバンが日本で成熟期を迎えると、トヨタからアルファードやヴェルファイア、日産から初代エルグランドのような高級車が出始めた。どんなジャンルもそうだが、マーケットを一巡すると高級路線のニーズが生まれる。
そこでメーカーは法人向けVIP送迎用に用意したが、使われ方は実にさまざまだった。ホテルの送迎や芸能人にももてはやされたが、同時に一般家庭にも広く浸透した。
それじゃヨーロッパメーカーはどうかというと、そもそも一般家庭でミニバンを買おうとする発想がないため、作らないできた。そもそも100年以上前に建てられた石を積んだ家に大きな駐車場はないし、家の前の道幅からしてミニバンは無理な話なのだ。
よくフランス、イタリア、スペインではコンパクトサイズのハッチバックが人気というが、それは必要に迫られてのことである。ちなみにヨーロッパでも第二次世界大戦で空爆されたような街では再建のため新しい都市計画が行われたことで道幅は広くなっている。
コメント
コメントの使い方ミニバン?図体がでかくて前に割り込まれたら、見通しが急に悪くなってイラつくのは
私だけかなぁ?ベンツの“V”クラスは全然威厳がなくて国産のミニバンにひけを取ってる
し、何故に売れてるのか甚だ疑問である...まぁ出来れば前に割り込まないでくれ !!!
こうしてイラつくドライバーが暴走や煽りやって捕まるんだよな。こわいこわい。
こういうバカな記事がオラオラを煽るから、図体が大きくて邪魔ではた迷惑なミニバンが増えて困る。ちっともミニではない。
オラオラと他のクルマを押し除けてよいのは救急車と消防車、パトカーだけだ。
この狭いニッポンでトラックと緊急車以外の車両は、車幅1300mm、車長3000mm(スバル360の仕様)以下に制限するべきだ。
もっとも銭ゲバ中国人に売りつけて金をふんだくってくるのは結構なことだ。
>よくフランス、イタリア、スペインではコンパクトサイズのハッチバックが人気というが、それは必要に迫られてのことである。
日本の道路も昭和の時代から変わらずの狭いところが多いです。
しかも、狭い道路の対抗側に下手くそミニバンドライバーが真ん中を走ってきて、何故かこっちが譲る羽目になる。下手くそは運転するな。
対面したトラックの方が端に寄せてくれる。
トヨタのアルファードとかが始まりかとは思うが、オラオラ顔だの威張れる形だの、品性の欠片も無い。
下品な形が流行りというのは人間性の低下を感じさせる。