シビックタイプRを5PS上回った、最高出力320PSの2.0Lターボ
インテグラタイプSのエンジンは、シビックタイプRと同じく、排気量2.0Lの直列4気筒ターボですが、最高出力は320PSと、北米シビックタイプR(315PS)よりも5PSほどパワーアップされています。最大トルクは420Nmです。
サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リアにはマルチリンクサスを採用(シビックタイプRと同様)。専用チューニングしたアダプティブダンパーシステム(ADS)も装備しており、気分にあわせて、コンフォート/スポーツ/スポーツ+が選択可能です。
インテグラタイプS専用デザインとなる19インチサイズの軽量ホイールには、ハイグリップなミシュラン製パイロットスポーツ4S(265/30 R19)を装着。大径のブレンボ製4ピストンのブレーキキャリパーも組み合わされています。アキュラによると、インテグラタイプSは(シビックタイプRに対し)、さらにすっきりしたハンドリングと圧倒的なスタビリティを得た、とのこと。どんな走りを味わえるのか、非常に気になります!!
より「大人っぽいスポーティカー」となったインテグラタイプS
シビックタイプRは、先代のFK8からFL5に代わったことで、ずいぶん大人になった印象がありますが、インテグラ タイプSは、そこからさらに大人になった、という印象を受けます。ボディカラーは、専用カラーのタイガーアイパールを含む7色、インテリアカラーはレッド/ブラック/オーキッドの3種類から選択ができます。
車両価格は50,800ドル(日本円換算だと約705万円)と、北米のシビックタイプR(43,795ドル≒約608万円)よりも割高ではありますが、シビックタイプRと同等の運動性能をもちながら、スマートなデザインとなっているインテグラタイプSは、かなり魅力的。残念ながら国内での販売は期待できませんが、北米で活躍してくれることを期待したいです。
【画像ギャラリー】え、こっちのほうがかっこよくない!?? 2023年6月に北米で発売となるアキュラの「インテグラタイプS」(12枚)画像ギャラリー
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