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■異音がピタリと止まる? ディーラーでの奇妙な現象

クルマの音が気になり、ディーラーへ。実際に整備士にチェックしてもらうと、音が鳴らなくなる。不思議な出来事だ(写真:ambrozinio – stock.adobe.com)
クルマの音が気になり、ディーラーへ。実際に整備士にチェックしてもらうと、音が鳴らなくなる。不思議な出来事だ(写真:ambrozinio – stock.adobe.com)

 ここからは、ディーラーでの奇妙な話をお送りしたい。

 クルマの音が気になり、ディーラーへ修理依頼をするとき、実際に整備士を乗せてディーラー周辺を走行しても、いつも鳴っている不快なミシミシ・キッキッといった音が鳴らなくなったことはないだろうか。

 ディーラーへの道中は確かに鳴っていた音。しかし、ディーラーで確認を取ろうとすると途端に止まってしまう。異常が確認できず帰路に就くと、またなり出す異音。

 筆者はユーザー側、ディーラー側の両方で体験しているが、どうも自動車ディーラーには、異音を鳴らなくする、目に見えない特別な効力が働いているようだ。

 もしくはクルマが整備を嫌がっていて、その瞬間だけ音が鳴らないようにしているのか。

 この奇妙な現象への対応策はディーラーから離れること。必ず音が鳴り続ける道路や条件を確立して、その道までディーラーの担当者を連れ出すほかない。

 異音の確認で音が鳴らないのは、業界では語り草となっている奇妙な現象の一つだ。

■誰もいないはずの後部座席から猫の鳴き声

 最後は筆者の実体験を一つ。怪談ではないので安心して読み進めてほしい。

 肌寒い秋口、ディーラーでの定期点検を終え自宅へ帰る途中の出来事。ディーラーから出て、400mほど走行すると誰もいないはずの後部座席から「ニャーン」と音がするのだ。

 ラジオの音か、それとも外で鳴いた猫の声かと思いながらオーディオをOFF、開けていた窓を閉めて走ると、また「ニャーン」と聞こえる。

 近くのコンビニにクルマを止め、座席下や後部座席、トランクを探すが猫の姿はない。空耳かと思いコンビニを出ようとすると、また「ニャーン」と聞こえてきた。なんだか薄気味悪くなってきたので、一度ディーラーへ戻ることに。

 ディーラーで事情を話し、整備士と確認するも、猫の声はしなくなった。鳴き声はなくなったので出発しようと運転席に乗り込むと、また「ニャーン」と鳴き声が。

 見送りでいた整備士もその声を聞いていたため、クルマをゆっくりと動かしてリフトアップすることに。

 すると、リアサス周辺のフレーム部分に子猫が一匹、ちょこんと座っている。よくここへ入ったな、走行中によく落ちなかったものだと、猫の能力に感心しつつ、猫の声がし続ける奇妙な現象の原因がわかり安堵した。

猫は、クルマのエンジンルームやタイヤの上以外にも入ることがある。さまざまなところを確認しよう(写真:mouse23 – stock.adobe.com)
猫は、クルマのエンジンルームやタイヤの上以外にも入ることがある。さまざまなところを確認しよう(写真:mouse23 – stock.adobe.com)

 エンジンルームに入る、タイヤの上に乗るなどの猫は見たことがあるが、下回りの狭い隙間に入る猫は見たことがない。

 もし走行中に猫が落ちていたら、怪我どころでは済まなかっただろう。エンジンルームだけではなく、至る所の猫バンバンの必要性を、筆者は悟った。

 ちなみに猫は周辺住宅の迷い猫で、今回の一件で無事に保護され、飼い主のもとへ戻ったという。

 クルマにまつわる奇妙な話はまだたくさんある。折をみて、また紹介していきたい。

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