またまた「抽選落選」って何よ!? 新型フェアレディZ全額支払いずみでも東京日産から「寝耳に水」の通知に仰天!!

■「購入優先権順位246番」っていったい……?

日産東京販売での国沢光宏氏の「購入優先権順位」は246番だったというが、納車は2024年末~2025年になる?
日産東京販売での国沢光宏氏の「購入優先権順位」は246番だったというが、納車は2024年末~2025年になる?

 落選の通知には「購入優先権順位」というものが書かれており、246番だという。「優先権順位って何だよ!」と突っ込みたくなるのはコッチに置いておき、果たしてどのくらいの納期になるだろうか?

 日産東京販売が日本中のフェアレディZの受注台数の15~20%くらいを抱えているとすれば、246番は全国1000~1500番くらいになるだろう。台数から納期を予想してみた。

 新型フェアレディZの発売から1年が経過した2023年6月の登録台数を調べてみたら54台。5月67台。年間1000台どころの話ではない。ちなみに同年6月の登録台数を見るとランボルギーニ87台。ベントレー79台。アストンマーチンの48台よりは多い程度。

 直近のペースだと年間700~800台というイメージ。となれば私の”優先”権順位だと早くて2024年末。下手すれば2025年になってしまいそう。

 いや、「抽選にしたからな!」と通告してきたメールのなかに2024年モデルが105台と書いてあったことからすれば、246番は2年半に相当する。考えてみたら東京で日産車を扱っているの、日産東京販売だけにかぎらない。

■日本での新型フェアレディZは6000台以上の受注というが……

なぜこんなにも日本での納車に時間がかかってしまうのか? メーカー広報でもその実情を把握していないのだとか
なぜこんなにも日本での納車に時間がかかってしまうのか? メーカー広報でもその実情を把握していないのだとか

 以上を総合して考えると、

1)2023年分はすべて売り切れている。

2)2024年に105台。私は246番で納車は2026年中頃になってしまう。『カーセンサー』を見ると、新型フェアレディZの売り物が30台近く出ているのに。

  日本での受注台数は6000台を超えていると言われているため、このままだと優先権順位が低い人は4~5年納車までかかりそう。どうしてこんな少ないのか?

 聞いてみてもまったくわからない。メーカーの日産本体広報によれば、「情報が入ってこないんです」。生産現場に近い筋に聞くと「半導体などは足りている」。アメリカ最優先で配車しているのかといえば、そうでもないようだ。アメリカもクルマがなくて問題になっている。

■発表された新型ランクル250に行ってしまおうか?

国沢氏が新型フェアレディZをキャンセルした場合に有力候補としているのが先日発表されたばかりのプラド後継、新型ランドクルーザー250だという
国沢氏が新型フェアレディZをキャンセルした場合に有力候補としているのが先日発表されたばかりのプラド後継、新型ランドクルーザー250だという

 どうしようか。キャンセルも可能だという。現在考えているプランとしちゃ3つ。

 まず、ひとつ目はとっととキャンセルして新型ランクル250をオーダーすること。早めにオーダーすれば、フェアレディZと同じか、やや短い納期になるかもしれない。

 最後の純エンジン車としてマニュアルミッションに乗りたかったのだけれど、ランクル250のディーゼルならいいかな、と思う。

 ふたつ目はフェアレディZの増産計画などが進んでおり、納期が2024年の秋くらいになるという場合。これなら待ってもいいかな、と考える。最初から2024年になる可能性があることは予想してましたから。落選を2回も喰わされたことに対して面白くない思いをしたけれどクルマにはその責任はない。

 3つ目は私の営業担当が熱心だったら待とうかな、とも思う。さあ、果たして私はどれを選ぶでしょう?

【画像ギャラリー】新型フェアレディZ購入狂想曲はまだまだ終わらない!? 全額支払いずみなのに東京日産から「抽選外れ」の通知(30枚)画像ギャラリー

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