細かいところに開発陣の心が込められた新型N-BOX
この他にもインパネ助手席側のトレー部分は角が丸く仕上げられていて、うっかりカドに手などをぶつけて痛い! なんてことを防いでいたり、自転車を積み下ろししやすい荷室開口部形状だったり、積んだ自転車が安定して置けるように工夫された後席ダイブダウン時の位置だったり、とにかく使う人の立場に立った細部の詰めが凄いのだ。なるほどね~、と膝を打つことが何度もあった。
もちろんこうした細部の心遣いはドライバーに対してだって、当然ある。というか、そこがイチバン大切なのでしっかりと盛り込まれている。
例えばインパネの形状。従来型ではインパネ上面にメーターパネルが設置されていて、ドライバーはステアリングの上部からメーターを見るようなレイアウトだった。しかし、新型ではメーターパネルはステアリングの奥、一般的な位置に変更されている。
視線移動の少なさという点では従来型のレイアウトにメリットがあるのだが、どうしてもインパネ全体が高くなってしまう。身長の低いドライバーだと、座面高などを調整してもインパネが邪魔をして前方視界を狭めてしまうことになる。新型N-BOXではこれを解決するため、メーター位置をステアリング奥に配置し、インパネを低くした。これによって前方視界は広々とするとともに、水平基調のインパネ上面ラインには余計なノイズがなく、スッキリとした視界が得られるというわけだ。
視界という点では、助手席側Aピラー内側に装着されるサイドアンダーミラーのレイアウトも変更された。従来は左前輪付近を映すミラーと、左ドアサイド下部を映すミラーが2段重ねになっていた。新型ではAピラー部のミラーは左前輪付近を映すものだけになり、側面下部を映すミラーはドアミラー右下に配置される。左ドアミラーを見ることで、自然と左側面下部の状況も目に入るようになり、より安全確認が確実なものとなる。
新型N-BOX、このように細部にこだわって使う人の便利や快適をとことん追い求めているってこと。いや、マジで凄いですよ!!
【画像ギャラリー】いやいやいやいや、ここまでやりますか⁉ 新型N-BOX 実はインテリアの進化が凄いんです!! 渾身のモデルチェンジですゾ!!(13枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方事故るつもりないからサイドエアバッグとか自動ブレーキいらねえわ。ついでにESCもABSも。
徹底して安くしろよ。
スペーシアはこれにどうでてくるでしょうね。
某YouTuberは質感が下がったって言っていたけど、個人的にはそうは思わなかったな。
というか、先代は明らかに金掛けすぎだったんだよな。
価格帯を考えれば、クオリティは悪くないと思う。
後期型N-BOXユーザーだけど、ハンドル奥のティッシュ入れを無くしたのは悪手だと思う。
グローブボックスのティッシュは手が届きづらいし、広くなっても、中がごちゃごちゃしそうでイマイチかも。内装に関しては後期型の方が高級感あった気はする。新型はなんかプラスチック感強い感じ。ところどころにコストカット感が見え隠れしてる。あと、個人的には一文字ライトがイマイチ。