■3位:トヨタ ライズ(販売台数:2万7411台)
●扱いやすい小型SUV代表!! 大きさだけじゃなくコスパも最高なライズを解説!!
5ナンバーサイズに収まる数少ないSUVで、全長も4m以下だ。水平基調のボディは視界が優れ、狭い駐車場でも扱いやすい。フロントマスクはRAV4に似た野性的な雰囲気で、人気の秘訣とされる。
パワーユニットは1.2L、直列3気筒で、ハイブリッドもあるが、ノーマルエンジンのG・2WDは価格が186万7000円に収まる。
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ライズはヤリスクロスよりもボディとエンジンが小さく、外観は野性的だ。後席の広さはヤリスクロスと大差ない。そしてライズGの価格は、ヤリスクロスGに比べて約15万円安い。この点だけを見るとライズは買い得で、2022年はライズの売れ行きがヤリスクロスを上まわった。
つまりライズの商品力も高く、ヤリスクロスに比べて負けていないが、発売が2019年だから2023年に入ると売れ行きが下がり始めた。販売3位は新鮮味が薄れたことに起因すると判断できるわけだが、新鮮味も実力のうちと考えれば3位は妥当な順位だ。
■TOP3以外にもほめたいコンパクトSUV:ホンダ ヴェゼル
ヴェゼルは納期が長く、登録も進まずに販売順位は低いが、実力は高い。インパネなどの内装は上質で、後席の足元空間も広い。
後席に座る乗員の膝先空間は、前述の測り方で握りコブシ2つ半だ。燃料タンクを前席の下に搭載したから、後席を小さく畳めてボックス状の荷室に変更できる。ハイブリッドのe:HEVは加速が滑らかで静粛性も優れ、上質なSUVだ。
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