俗に「オラオラ顔」と呼ばれ、アルファード&ヴェルファイアに代表される「コワモテ車」は、いまやミニバンだけでなくSUVや軽自動車などにも波及。人気ならば、中古市場にも狙い目の「コワモテ車」は多いに違いない。そこで、中古車として安く狙える「コワモテ」の人気車をピックアップ!!
※本稿は2023年7月のものです
文/伊達軍曹、写真/ベストカー編集部、トヨタ、日産、三菱自動車、スズキ
初出:『ベストカー』2023年8月26日号
■アルヴェル以外の威圧顔車もあり
近年、クルマのフロントマスクは威圧感のある「コワモテな顔」が隆盛をきわめている。
その代表格が言わずもがなのトヨタアルファードおよびヴェルファイアであり、素朴な顔つきのミニバンは、このアル/ヴェルを代表とするコワモテ系に「蹴散らされている」と言っても過言ではない。とにかく昨今、圧倒的に人気が高いのは「コワモテなクルマ」なのだ。
そして今、コワモテ顔の流行はミニバンだけでなくSUVやコンパクトカー、軽自動車などにも波及しており、さらには“中古車”においてもコワモテ顔のモデルが探せる状況になっている。ということで以下、中古車としてお安く狙える「コワモテ顔」をピックアップしてみよう!
■トヨタ ヴォクシー(先代型後期)
2014年から2021年まで販売された5ナンバー級ミニバン。「ヴォクシー」としては3代目にあたる。パワーユニットは2L直4または1.8L+モーターのハイブリッドで、ガソリン車のトランスミッションは7速AT。2017年7月にマイナーチェンジを実施。
・中古車購入ポイントは?
全体の相場は左記のとおりだが、2段式ヘッドランプがよりシャープになった2017年7月以降の世代に絞ると、価格目安は150万~370万円となる。その流通量はガソリン車が約80%を占めており、相場は150万~350万円。ハイブリッド車は180万~370万円と、若干ながら高めになる。
コワモテ的観点から考える狙い目は190万円付近の「ZS 煌」だ。
・中古相場:約80万〜370万円
・新車時価格:218.0万〜344.3万円
・年式:2014〜2021年
・入手しやすさ:★★★★★
・中古車おススメ度:★★★★☆
コメント
コメントの使い方あのクラウンのグリル初めて見たとき、オイラ思わず「ピカチュウ」ってつぶやいてしまったさ(笑)
でもアレ確か、トヨタの関係者が「王冠を模したもの」って言ってたって、どこかで聞いたような記憶がある。
グリルの形やピンクカラーで話題つくるしかない程のセダン不人気なのか、単にトヨタのセンスがよろしくないのか・・・って思いましたね。
うちの近所の老夫婦がピンククラウンとプリウス乗ってますわ。ノロノロ運転してるのであまり近付きたくない。