■スズキ エスクード(297万円/販売台数869台)
ハンガリーのマジャールスズキで生産され、モノコックになった現行型は、シチュエーションを問わず軽快に走れて乗り心地もよく経済的で、とてもとっつきやすいクルマになった。さらには本格的なハイブリッドまで選べるようになった。見た目も少し控えめなキャラだが、意外にも実力派だ。
●ひと声値引きと納期は?
20万円/納期5カ月。販売台数が少ないので、まずは扱い店の在庫を確認してから交渉を。人気がないのを指摘して強気に攻める。
・お買い得度:3
・走りの良さ:3
・使い勝手もよさ:5
・質感:2
■マツダ MX-30(264万~299万7500円/販売台数592台)
マツダの新世代商品群の第三弾として登場したMX-30だが、なんといってもいまや世界でも数えるほどしかない観音開きドアが特徴的。
さらには、マツダのSUVの中でも異彩を放つ内外装も独特で、コルクを使用したインテリアなど他とはまったく違う個性が与えられている。
●ひと声値引きと納期は?
5万円/納期6カ月。ライバルの日産、スバルと競合。都市部はマツダ店が複数あるので多くの店舗を回る。
・お買い得度:3
・走りの良さ:5
・使い勝手もよさ:4
・質感:4
【番外コラム01】販売台数は伸びない……けど注目すべきモデルも
今回のライバルは4500mm以下の電動コンパクトSUVのみとし、2023年1〜5月の販売台数でランキングしたものだ。そのため今回の選からはもれてしまったが注目したい車種が、レクサスUX300eとマツダMX-30EVだ。
いずれもBEVなので、買おう! と決心させるまでのハードルが高い車種なのだろう。電動コンパクトSUV前線には多種多様なメンツが揃っていることがよくわかる。
【番外コラム02】新型C-HRも登場!! 戦いはより熾烈を極める!
4500mm以下の電動コンパクトSUVというと、2023年6月23日にヨーロッパで発表・予約開始された新型トヨタC-HRのことも忘れてはいけない。7年ぶりの大刷新とともに二代目へ突入したC-HRだが、ハンマーヘッド形状のフロントフェイスなど、先代とはまったく違うデザインへと変貌を遂げている。
そして、気になるのは日本での発売だが、現状では「生産含めて欧州専売車」となり、日本販売の予定はないという。残念……。いつか、新型C-HRが日本の道を走り出す日を楽しみに待ちたい。こんなカッコイイクルマを売らないなんてもったいない!
【画像ギャラリー】電動コンパクトSUVは戦国時代に突入!! レクサス LBXに立ち向かうライバルたち(44枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方ロッキーはランクインすべきですかね?不正もあり、安っぽさが目立つうえに街中にもあまり走っていないし、エスクードが入ってる点記者さんは結構分かる方なのでしょうが…。