“EVは高い”というイメージを覆したサクラ、アンタはエラい!
2022年6月に登場した軽EVのサクラ。
軽自動車ならではの小回り性能に加え、圧倒的な静粛性や力強くて滑らかな加速、洗練されたデザイン、充実した先進技術の搭載などが好評を得て、2023年7月には受注開始から5万台を突破する人気ぶりだ。
それもそのはず、サクラがデビューする前にもEVは数多く存在していたが、いずれも一般庶民には手が出しづらいハイプライスだったところに軽自動車としては少々お高めながら200万円代のプライス設定でサクラが登場したのだから、売れるのもナットクといったところ。
しかも、EVならではの鋭い加速も特筆点で、ガソリンの軽ターボ車と比較すると最高出力は同等ながら最大トルクは約2倍の195Nmを発生し、いままでの軽自動車の常識を覆すパワフルな走りを披露してくれるのだ。
加えて、軽自動車でありながらニッサンインテリジェントモビリティを体現する運転支援技術のプロパイロットや駐車時の操作を自動でコントロールするプロパイロットパーキングも搭載。
内装も高品質なファブリックを広範囲にしつらえ、シートには座り心地の良いソファデザインを採用するなどワンランク上の品質感を提供。
インターフェースにも7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイを採用したメーターと大画面の9インチナビゲーションのふたつのディスプレイを水平方向にレイアウトすることで使いやすく、見やすい設計となっている。
もちろん、軽自動車規格なだけにバッテリー容量は小さく、1回のフル充電で走行可能な距離は180km(WLTCモード)と短めだが、しかし! 普段のアシとして使うのであればまったくもって問題ナシ。
コンパクトカーの絶対王者ヤリス&ヤリスクロスは充実すぎる装備にあっぱれ!
2020年2月にデビューして以来、他を圧倒する抜群の販売台数を誇るヤリス。
その人気の理由はあげだしたらきりがないが、全17モデルという豊富なラインナップと147万円~254万8000円というリーズナブルな価格設定もユーザーの購入の決め手になっていることは間違いない。
たとえば、エンジンなら1.0リッターと1.5リッターのガソリンエンジンに1.5リッターのハイブリッドという3種類、駆動方式なら2WD、4WD、E-Fourの3種類、トランスミッションもギア機構付自動無段変速機のDirect Shift-CVT、自動無段変速機のSuper CVT-i、6速MT、電気式無段変速機の4種類というラインナップは、ユーザーにとって選択肢が広がってありがたいかぎり。
また、コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)と軽量・高剛性でかつ低重心の新開発ボディの採用によって、コンパクトカーならではの軽快なハンドリングを確保しながらもコンパクトカーらしからぬ上質な乗り心地をしっかりと両立している。
ソフト面でもトヨタ初の高度駐車支援システムや交差点右折時の対向直進車・右左折後の横断歩行者も検知対象としたToyota Safety Senseや、乗降性が良いターンチルトシートといった先進技術や便利機能をいち早く採用するとともに、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオも全車に標準装備されており、至れり尽くせりの内容なのだ。
また、ヤリスと同等のコンセプトで同年8月に発売されたSUVのヤリスクロスも最廉価モデルが189万6000円と比較的リーズナブルなことから、“ヤリス人気”はしばらく安泰といったところだろう。
コメント
コメントの使い方スペーシアベースはかなりいいですよね!車中泊よりかは、旅に向くと思いますが。経済的で中も充分広く運転し易い、開発はあのスズキ!ということでそのへんのキャンピングカーより満足感高めです✨二代目ノートは、デザインとスーパーチャージャー車の音が残念でしたが流行りましたよね。
e-POWERは、HVは欲しいけど高いのは辛いという庶民の味方ですね。
高性能な代わりに複雑な二社HVと違い、原価が非常に安くできるので純ガソリンと価格差が小さく、
出遅れたお陰で平成燃費競争せずに済み、トヨタHVと燃費差が大きくても、そこに注目されずHVやモーター駆動であることに注視させることができました。
技術と時期の遅れを機転で全部利点にかえた、まさに救世主。