「左側にあることで使いづらい」との声も
この東名高速道路の付加車線については、左側にあることに使いづらさを感じている人が多いようす。前述もしたように、実際に付加車線を走っているクルマの多くは、比較的速い速度で走るクルマが多く、(3車線のうちの)真ん中の走行車線や一番右の追い越し車線からわざわざ左側まで車線変更してきて走る、という使い方が多いように感じます。SNSでも、「左側でなく、追い越し車線の右側に付加車線に欲しい」といった声が多く、積極的に車線変更をしていくクルマが多い追い越し車線側に付加車線を用意したほうが、ドライバーにとってはより利用しやすく、渋滞緩和の効果も得られやすいと感じます。
実際、右側に付加車線が設けられた例もあります。中央自動車道下り多治見IC〜小牧IC間の上り坂区間では、2016年3月28日より、左側にあった登坂車線を通常の走行レーンに変更し、追い越し車線を「右側付加車線方式」に切り替えたそう。東名高速道路については、今後も拡幅工事が進められる予定とされており、効果を検証するのはまだ早いのかもしれませんが、今後のさらなる改善に期待したいところです。
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